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著者紹介
インフィニティHPより
1968年生まれ。
マーケティング会社インフィニティ代表取締役。
財務省・財政制度等審議会専門委員、内閣府・経済財政諮問会議政策コメンテーター。
他にも色々されてるそうです。
数多くのテレビ番組のコメンテーター出演やトレンド分析でも知られてるそうです。
→詳しくは牛窪恵さんのHP内のプロフィールをご覧ください
正直難しい肩書きが沢山あって一般庶民のわたくしとしては全然ピンと来てないんですけれどね^_^;
お写真を拝見する限り大変お美しい方だと思います。
恋愛しない若者たちピックアップ3選！
てことで早速書評というか、特に個人的にオッ！ときたところを３つの項目に分けて選びました。
ではではスタートです！
1.SEXについて
はい、当Blogでも度々出てくる
SEX
についてです^_^;
もうこういう話が大好きなんですよね、わたくし
（実生活ではおくびにも出しませんが…すいやせん）
今や20代女性の３人に1人以上、同男性でも５人に1人以上がそれぞれ
「セックスに関心がない」または「嫌悪している」と答える。
「マジっすか〜！」
って感じなんですけどね。
著書では「バーチャルの進化やアダルトサイトの普及」によって手軽に「ひとりエッチ」できるようになったのが要因の一つとして挙げてます。
まあ手軽っちゃ手軽ですけれどね！
今ではちょっとパソコンを起ち上げると3クリックくらいでアダルトサイトに行けますしね！
なんかすっごく変なカミングアウトしてますけど。
（2011）年の数字を見ると、「キス経験」では男子高生37%に対し女子高生44％、
セックス経験では男子高生15％に対し女子高生24％
（中略）
18歳までにセックスを初体験した男女（独身）は、男性20％、女性24％とやはり女性の方が上だ。
著書によると1974年段階ではキスや性交の経験は男子の方が上回っていたそうです。
どうやら若い女性の男性よりも早熟した経験により、同世代の男性を「子供っぽい」「頼りない」と見てしまう傾向にあるのではないかと論じております。
女子高生の4人に1人がもうSEXをご経験されてらっしゃるんですね！
すみません。
すっごく男子の放課後の部室みたいな話になってきました。
「（一夜限りも含め）」交際相手以外のセックスの経験アリ」の独身男女が
男性で40%、女性では43%もいた。
インタビューでも、特に20代女性では３人に1人ぐらいセフレがいるニュアンスだった。
正直な所それぐらいはいるんだろうなぁって思いました。
てか女性で行きずりも含めて43％ってマジっすか〜！？
目を覆いたくなりますが、これが現実>_<
著書では20〜30代前半の女性で「交際相手以外にセフレ（セックスフレンド）がいる」と答えた方は14％
女性の７人に1人はセフレがいる！
改めて文字に起こすと超リアルですよね。（そして悲劇！）
そういう方々は逆に恋愛と結婚もしっかりと分けられる素養があるとも言えそうですが。
1ヶ月以上性交渉をしない夫婦は男性で36％、女性で50%で
男性では「仕事で疲れている」女性では「面倒くさい」がその理由の1位だ。
（15年/日本家族計画協会）
では対しまして実際に結婚して夫婦になったらどうなるのか？
男性で3人に1人、女性で2人に1人がセックスレスですよ！
2.収入・仕事について
次にこちらも当ブログでよく出てくる収入や仕事の話です。
20〜34歳男性（独身）で年収200万円未満は、（全体の）3割弱も居るが、
同200万円未満男性の既婚率は、3％のみ。
（中略）
同200〜300万円未満では既婚が15％
さらに多い300〜800万円未満では既婚が30％前後。
（2013/国土交通省）
収入200万円未満の男性の既婚率は3％、厳しい！
今でこそわたくしもWワーカーなのでなんとかクリアーしてますけれどね。
これが一つだけだったらと思うと……
まあ正直難しいと思うんですよ！
更に著書を読み進めると！
「恋人アリ」は
雇用形態別に見ても（中略）
正規35％、非正規14％と倍以上違う
（2013/総務省）
結婚うんぬんの前に
恋人の有無からして正規と非正規で倍以上違う
という統計。
更に…もう2つ程
「自分より収入の少ない男性は、恋愛対象にならない」
と答えた女性（22〜34歳）は62％
（2015/マイナビウーマン）
20代正規男性の「交際経験なし」は14％だが、
非正規では41％、なんと3倍にものぼる。
（内閣府調査より）
以上、見てきましたがどうやらわたくしの想像以上に女性の男性に対する収入や仕事にはボーダーがあるようです。
（単なる収入が多いか少ないかだけでなく、安定性や継続性・将来性も踏まえて）
もちろん女性側だけでなく、男性側もこの状況を察していると著書にとてもわかりやすく書いてありました。
お金はあれど時間がない正規、時間はあれど自信がない非正規
そう、まさにその通り！
中央大学教授の山田氏曰く、
「日本は、ある程度お金がある人は忙しすぎて恋愛する時間がなく、お金がない人は、時間はあっても自信がないため恋愛できない」
とのこと。
で、
「お金がない人は自信がない」
っていうのは以下のことを感じているからなのでしょう。
↓↓↓
離婚した妻の理由のトップが「金銭問題」（49％）
（中略）
生活に貧するほど離婚に向かいやすく、早婚の男女ほど離婚率が高い…。
3.近年注目されてきている様々な結婚スタイル
著書では現在では
色々な結婚のスタイルが出てきてますよ〜
ってことで紹介してます。
ピックアップしてみたので見ていきましょう！
【年の差婚】
「（上下は別として）10歳以上歳の離れた年の差婚をどう思うか」
20代女性（独身）で４割、同男性で３割が「アリ、実践してみたい」
【グローバル婚（国際結婚）】
グローバル婚に対し、「アリ、自分でも実践してみたい」と答えた20代女性（独身）が36％と3人に1人以上
20代女性3人に1人は前向きなんですね！
国際化を感じますな〜！
【通い婚・別居婚】
「通い婚はアリ、実践してみたい」
との回答は、男女（独身）とも２割に留まった。
「自分は実践していないが容認派」は６割を超えるらしいです。
実際にやりたいかどうかは別として、選択肢としては結構有力らしいですね。
【地元婚（ジモ婚）】
都市に住む男女のうち
「農山漁村地域に定住したい願望がある」と答えた人は、32％
著書によると
「アラフォー年齢ぐらいから下の世代の男女に圧倒的に地元志向が強い」
とのこと。
【お試し婚】
若者が最も支持したのは、「同性婚（お試し婚）」
独身の20代男性で４割弱（37％）同女性では５割弱（49％）が「アリ。実践してみたい」と回答。
いわゆる結婚前の同棲って奴ですね。
まとめ
てことで牛窪恵さんの著書
「恋愛しない若者たち」
をご紹介してまいりました。
客観的データがとても良くまとまってて驚きが多かったです。
そしてタイトルにある「恋愛しない」っていうよりかは「恋愛できない」という感じが個人的には感じました。
特に独身男性の立場としてね！
で、この本を読んで自分自身の婚活にどう生かせばいいのかっていうのは……。
わたくしは全くわかっておりません！
楽しく読めたんで、それでいいでしょう。
個人的にはSEXに関してと収入と結婚・恋愛の相互関係に関しては特に面白かったです。
最後に著者の牛窪さんはこのように締めてます。
そして最後の最後で、やっぱり若者たちにこう言いたい。
「でも恋愛って、意外に楽しいものだよ」……。
素直に読むと
「もっと気軽に恋愛しようよ！」
って風に感じるんですけどね。
裏の意味で
「結婚は楽しいだけではないよ！」
とも読めなくもない、35歳独身男ナウでございました。
さぁ、婚活がんばろ〜＼(^o^)／
なんだ、この薄〜い締めww
てわけで、結構なボリュームで紹介しましたが詳しくは是非著書を手に取って読んでみてください！
では、今日はこの辺でドロン！
またねん！
