こんにちは、婚活ファイトクラブの横田(@yokota1211)です。
「結婚したい!」「結婚したい!」
と日々連呼する自分ですけども。
追えば追うほど逃げていくのが「結婚」であります。
かと言って、追っかけないとそれはそれで話が進みそうもないですしね〜。
「やれやれ!」
って感じであります。
さて今回なのですが、久しぶりに本を読みました。
ドスン!!
内田樹(うちだたつる)さん著
「困難な結婚」
タイトルからして、
今の僕にとてもマッチングしてますけれども(´∀`=)
今回はこちらの「困難な結婚」という本を紹介しつつ、
36歳独身男のわたくし個人の感想も書いてまいります。
「困難な結婚」著者の内田樹さんとは
(著者の内田樹さん、写真は東洋経済ONLINEさんより)
内田樹(うちだたつる)さん
1950年東京都生まれ。
武道家(合気道7段)、思想家
東京大学文学部仏文科卒業。
(離婚歴、再婚歴あり)
武道家で思想家〜!?
てか、東大卒かよ〜\(^o^)/
なんだかと〜っても普通っぽくないオッサンらしいです!
内田さん、めんごめんご〜^_^;
ちなみに内田さんは著書、共書を他にも沢山書かれてるようであります。
著書・共書など合わせると100冊以上、すごい!
ただ僕自身はこれまで内田さんに関しては全く存じ上げませんでした。
今回内田さんの著書とは初顔合わせになります。
なぜ今回「困難な結婚」を読んでみようと思ったのか?
(2016年7月に発売された「困難な結婚」表紙は女性向けの字体ですかね^_^;)
先ほども書きましたが、著者の内田樹さんについては全く知りませんでした。
雑誌などにも連載やインタビュー記事が出るほど有名らしいのに、、、
この本を読んでみようと思った一番の理由とは、、、
本のタイトルに惹きつけられた!
ということであります。
こう言ってはなんですが、僕の現在の婚活は
大変困難を極めております\(^o^)/
↑(本の帯には「結婚前の人はしたくなる」ですって!)
タイトルで惹き付けられるっていうのはわたくしが書いてるブログ上でもよくあることです。
タイトルって本当に大事ですよね〜^_^;
本屋さんでこの本を見かけたんですよね。
で、パラパラと読んでみたら「これ面白いなぁ〜」って思ったんです。
あと強いて言えば
著者が既に66歳だったということ!
も、わたくしが読んでみたいなぁって思う理由でした。
内田さんは自分よりも30歳年上の大先輩でありました^_^;
自分と年齢が近い方の結婚観については色々と力が入っちゃいそうですから。
よほど好きだと思わない方の本でない限りは読みたいって感じしないんですけども。
人生の大先輩のおっしゃることですので!
内田さんは離婚も再婚もされてて、ご経験もそれなりにありそうですから^_^;
てなことを本屋のカウンターまでに考えること多分10秒ほど。
わたくしの脳内コンピューターの中はこんな感じでありました。
婚活がシンドイ君へ!内田樹さんの進言5つ(横ちゃんセレクト!)
今回はわたくしがまだ結婚前の絶賛婚活中の身ということです。
そんなわたくしが「困難な結婚」を読んで
「そうかもなぁ〜!」
と思った箇所を厳選して5つ、ピックアップしてみました。
まだ結婚していない!
婚活はしてるけど全くうまくいってない!
という自負のある僕です。
自負するのもどうかと思いますけど〜。
同じような方がおられましたら。
人生の大先輩のいち意見として参考にしてみてください。
ではいきますよ〜!
アドバイスその①「もっといい人」は現れない!
「自分にはもっといい相手がいるハズ!」
なんて思うことがある方。
おめでとうございます、僕と同じですね〜。
婚活本やネットなんかでは
「自分にはもっといい相手がいる」と高望んでるから結婚できない!
という類のフレーズを目が痛くなるほど読んできましたけどね〜^_^;
とは言いつつも心の中では、
「もっといい相手はいる!」って思っちゃうわけであります。
内田さん曰く、
結婚するときは
「『この人だ!』ってビビビッと来るものよ」
なんて言われても。
「ビビビが来たかな?どうなのかな?」なんてわからないですよ。
外ではけっこうややこしいネゴ(交渉)をまとめたり、てきぱきと会議を仕切ったり、、、
(中略)
できるおじさんだって、一旦家に帰って風呂上りにジャージなんか着て「げふ」とか言いながらビール飲んでると、
外形的にはピンもキリもあまり変わらないでしょう。
(中略)
結婚しちゃえば
「男なんてだいたい同じ」
なんです
結婚しちゃえばだいたい同じっすか〜!
100%納得したってわけではないんですけども。
でも結婚相手を選り好みしすぎてる感のある自分にとってはジワジワ胸に来ました。
アドバイス② 結婚は誰としてもいい!
結婚することによって、夫となり、妻になるんです。
そして、配偶者となる相手が変われば、あなたのなかで開花する資質も違ってくる。
(中略)
言ってみれば
配偶者が変われば、結婚している自分は別人になるんです。
自分の中の潜在可能性は
配偶者が変わるごとに、友人が変わるごとに、環境が変わるごとに、仕事が変わるごとに
その都度新たに出現していくんです。
(中略)
一般論としては、「あなたを幸福にしてくれる配偶者」というのは統計的に示せるかもしれない。
(年収とか、健康とか、容貌とか、性格とか、学歴とか)
でも、そのような統計に基づいて
「適格」とされた人と結婚したら絶対に幸福になるかどうか
は、やっぱりわからない。
「潜在可能性!」
「適格とされた人と結婚したら絶対に幸福になるかどうかはわからない」
内田さんのこの二つの文(自分なりに短くしてみましたけど)を読んで、強く印象に残った言葉であります。
「誰とでも結婚していい」という言葉の中には、
誰と結婚したとしても自分の人生は変化していく!
ということなのだと思いました。
アドバイス③ 結婚してよかったと思う時は「病めるとき」「貧しきとき」
率直に申し上げて、ご自身が「健やか」で「富める」ときは別に結婚なんかしてなくてもいいんです。
その方が可処分所得も多いし、自由気ままに過ごせるし。
健康で豊かなら独身の方が楽なんです。
結婚しておいてよかったとしみじみ思うのは
「病めるとき」と「貧しきとき」です。
結婚は「病気ベース・貧乏ベース」で考えるものです。
確かに体調を壊したり、お金がなく苦しい時は一人だとかなり精神的にキツイです。
僕もおひとり様で風邪を引いたり等すると、その都度とても寂しくなります!マジで。
アドバイス④ 結婚の意味は結婚しなければわからない
結婚できない多くの人たちが挙げる理由は
「結婚するとどんな『いいこと』あるのか、わからないから」
ではないかと思います。
でも、その通りなんです。
結婚したらどんな「いいこと」があるかなんて、結婚する前にはわかりません。
だから、
「事前に『いいこと』を開示してくれないと結婚しない。」
「結婚したら『絶対に幸せになる』」と誰かが保証してくれないなら結婚しない」
と、いうようなことを言っていると、
永遠に結婚できませんね。
内田さんは
「小学校の入学前に勉強するとどんな『いいこと』があるの?」と訊く子どもに似ている
というような例え話を文中で挙げられてました。
確かに、、
「いいことがあれば勉強はするけど、なければ勉強しない」
という
打算的なお子さんはアレですよね〜╰(*´︶`*)╯♡
アドバイス⑤ 今より幸せになるために結婚してはいけない
今回、個人的に一番
「おお〜っ!」
と思った箇所がこちらになります。
結婚を通じて幸福になろうとしているのが、間違い。
そう思ってるからみんな結婚できないんですよ。
今より不幸にならないように結婚するんです。
(中略)
せっかく結婚を前にして、幸福な未来を思い描いている人に対して気の毒とは思うんですけど、
にべもない言い方をすれば
「一人で暮らすより、二人で暮らす方が生き延びられる確率が高い」
から人は結婚するんです。
貧しいとき、病めるとき、ひとりでは生活が成り立たないような苦境に陥ったときも、
配偶者の支えがあればなんとか生き延びられる。
そのためにパートナーがいる。
それが結婚の第一の意味です。
個人的には今までず〜っと
「幸せになるために」
結婚するものだと思っておりました。
「不幸にならないため」
「生き延びるため」
自分よりも30年長く生きていらっしゃる大先輩のお言葉ですよね〜。
結婚に対してどちらかというとキラキラとしたイメージが強かった自分であります。
なんとも現実的な考え方だなぁって思いましたが、なるほどなぁ〜って思いました。
「困難な結婚」を読んでの感想とまとめ
↑(ということで、締めです!視線があっちに行ってるわたくし^_^;)
お送りしてまいりました。
「困難な結婚」
についてでありました。
今回は主にわたくし自身が婚活中の身ということで、
「結婚前の未婚・独身」の方で悩まれてる方に参考になるかなぁというところを
個人的にピックアップしてまとめてお伝えしました。
著書はこの他にも
「家族のあり方について」
「夫婦間のコミュニケーション」
「お金問題」
など
既に結婚されてる方に対しての内田さん的なアドバイスが直球で書かれてました。
著書中でおっしゃってることは推測も含めてですが、「結構そうかもなぁ〜」って思うところが多かったです。
一つだけ注文を言うならば
「安全保障」とか「社会原理」とか
ニュースで出てきそうなお固い単語が多く使用されていたところです。
読んでて若干疲れちゃいました〜(´Д` )
めんごめんご〜!
そうは言っても、大先輩の経験に基づいたハッキリと言い切る結婚論はとても勉強になりました。
わたくしが特に強く印象に残った言葉と言えば、、
「もっといい人は現れません」
「結婚の意味は結婚しなければわからない」
「今より幸せになるために結婚してはならない」
この3つですかね〜(´∀`=)
ほな、今日はこの辺でドロロ〜ン!
バイバイ〜♪ バイバイ〜♪
※こちらも内田樹さんの著書になります、合わせてどうぞ♪
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