こんにちは。
ボヤいてばかりの婚活戦士こと、横田(@yokota1211)どす。
さてさて、今回は久しぶりに読書をしました。
本を読むのは結構好きなんすよね〜、読むの自体はたまになんですが^_^;
そして、今回僕が読んだ本がこちらです。
ドスン。
野村克也 著
そなえ〜35歳までに学んでおくこと〜
僕の敬愛する元プロ野球の名選手であり、そして名監督でもあります。
現在はプロ野球解説者としておなじみ、ノムさんの著書どす。
35歳までに学んでおくこと、、、
僕自身は現在37歳ということで、遅きに失する感も若干はあるんですけどね。
自分は気持ち的にはまだ30代前半、いや20代だと勝手に思い込んでます^_^;
で、今回は名将ノムさんのこちらの著書を読みまして、
これからの人生や仕事の在り方などについて、今一度考えてみた次第であります。
ノムさんの言葉って、とてもハッキリしてて考えが明確に伝わってくるとこが好きなんですよね。
テレビでは「ボヤき」のシーンばかりがクローズアップされてますけどね^_^;
35歳よりお若い方はもちろん、僕のように35歳を既にオーバーしちゃったという方にも、ぜひ読んでみてほしいオススメの著書です。
今回はちょこっとだけ、個人的感想を含めて紹介しますね^ ^
著者の野村克也さんとは
↑(画像はライブドアニュースより)
野村克也
1935年(昭和10年)京都府生まれ
1954年にテスト生として南海ホークスに入団。
戦後初の三冠王となり、首位打者1回、本塁打王9回、打点王7回、MVP5回。
1970年に選手兼監督に就任。1973年にリーグ優勝。
1990年よりヤクルトスワローズにて監督に就任。
リーグ優勝4回、日本一3回へと導く。
その後、阪神タイガース、社会人シダックスの監督を経て2006年に楽天イーグルスの監督に就任。
2009年、史上5人目となる監督通算1500勝を達成。
そして球団を初のクライマックスシリーズに進出させた。
以上、ノムさんの経歴でした。(すごい箇条書きになっちゃいましたけど^_^;)
選手として、そして監督として数々の偉業を成し遂げたノムさんですよね〜。
経歴にもある通り、ノムさんのプロ野球人生のスタートはテスト生でした。
若かれし頃のノムさんは誰からも注目もされてなければ、実績も才能もないいわゆる「ただの人」だったそうです。
そんなごく普通の選手だったノムさんが、後に三冠王を獲るわけです^_^;
どれだけ努力したんだ、って感じであります。
また指導者としても、ものすごい実績ですよね。
ノムさん曰く、
二十代なら、たとえ大きなミスをしても「若さ」を理由に許される。
しかし、三十歳を過ぎれば次第に許されないケースが増えていく。
(中略)
「誰かが必ず自分を見ている」という意識を持って二十代、三十代前半の毎日を過ごすことが非常に大事でなのである。
言葉を言い換えればそれは
「いかにそなえるか」
ということである。
野村克也「そなえ」より抜粋
いかにそなえるか!
ヤベェ〜、オレ全くそなえてないぞ〜\(^o^)/
てか、自分はもう37歳、、、(´Д` )
「そなえ」って、自分は普段ほとんど考えてなかったです。
どちらかといえば、僕はその場の思いつきや場当たり的な行動ばかりの人生でした。
↑(画像は Yahoo!スポーツナビ より)
今回なぜノムさんの著書
「そなえ〜35歳までに学んでおくべきこと〜」
を読もうと思ったのか?
元々ノムさんが好きで、ノムさんの著書は今まで何冊かは購入して読んでました。
本著も以前に購入して、一度は読んではいたんです。
その時は普通に勉強になったなぁって感じで、特に自分の行動自体には変化はなかったんですけどね^_^;
で、つい先日にたまたま寝る前に枕元で本著をもう一度読んだんです。
それが妙に自分の心に突き刺さったんです。
最初に読んでから、たかだか数ヶ月なんですけどね^_^;
なぜ今回は僕の心に突き刺さったのか。
僕の心のタイミングだったんですかね^_^;
とにもかくにも、このまま僕の心の揺れをスルーするのはもったいないと思ったんです。
いづれまた、自分が人生で迷った時にノムさんの金言を思い出せるだろうと。
あとはノムさんがご自身でも言ってますが、苦労人なところが言葉に重みがある的な。
家も貧しくそしてテスト生だったノムさんが、レギュラーになり、そしてタイトルまで獲るという。
(しかも三冠王まで、、、!)
僕自身、才能が全くない男です。
ノムさんが当時どのように考え、行動したのかってめっちゃ勉強になるんですよね。
そして今回は僕の頭に叩き込むためにも、当ブログでアウトプットしようと思いました。
ブログに書けば、少しはヘタレな僕の記憶にも残りますしね^_^;
野村監督に学んだ「35歳までのそなえ」5つ
↑(画像はライブドアニュースより)
では、本著の中から特に僕の心に残った「そなえ」を5つ。
ピックアップしたので紹介してまいります。
ノムさんからの教えその①「自由とは」「個性とは」
最近では
「自由に生きる」「個性を大事に」
ということが、若い世代を中心に言われる世の中であります。
ノムさん曰く、
たんなるわがままや自分勝手を「自由」とか「個性」と誤解している人間が非常に多くなっていると感じるのだ。
(中略)
真の個性とは、言うなれば、
世のため、人のために役立ってこそ祝福される個人の特性のこと
を指すのである。
野村克也「そなえ」より抜粋
たんなるわがままや自分勝手を「自由」「個性」と誤解した人が多い。
僕自身も今まで誤解していたように思います。
『自由とは、個性とは、自分中心に物事を考えるでも、自分の思い通りに行動することでもない』
『周囲の納得と承認を得られて初めて認められるもの』
らしいですよ、ノムさんの言うには。
わかるような気もするし、ちょっとわかりにくい気もするし、、、。
ということは、僕はまだ完全にはわかってないようですね^_^;
例えば、、、
職場での仕事の際、あるいは友人たちと遊びに行った際に、
「自分さえ良ければそれでいい」
と、わがまま好き勝手に行動する。
これを「自由」「個性」と呼ぶのは、違うと思います。
てか、そういう人とは僕は距離を取りたいです^_^;
周りの納得と承認を得られて初めて、自由や個性は認められるもの。
ではその周りの納得と承認を得るには、日々の努力はもちろんですけども。
ノムさん曰く、
『謙虚さ』『感謝の心』『人間性』が備わっているかどうか
うん、わかる気がします。
僕は本当に周りの納得と承認を得られているんだろうか、、、
日々の心の在り方、そして行動次第なのかなと^_^;
僕は今まであまり深く考えずに
「自由に生きたい」「個性が大事」
って、闇雲に言ってたなぁ〜。(反省の弁)
ノムさんからの教えその② 己を知ること
他人のことはよく理解できるのに、自分のことになると全然わかってない
ってことはないでしょうか?
僕は自分のことって、未だによくわからないんですよね^_^;
でも、それはどうやら僕だけではないようでプロ野球選手でも沢山いたそうです。
『ホームランバッターでないのに、バットを長く持って大振りしてホームラン狙いばかり、、、』
『脚が速いんだから、その脚を活かすバッティングをすればいいのに、、、』
プロの野球選手でも自分のことを理解できてない人は多かったようです。
それほど「自分のことを知る」って、容易ではないとのこと。
ノムさん曰く、
『自分を知れば、おのずと自分に足りないこと、しなければならないことがわかり、自分を活かす方法、場所もわかる』
『自分が長所だと思っていることが、必ずしもそうでないことは意外に多い』
とのこと。
そう言えば、僕が20代半ばに師事していたある先生(60代のご年配の方)がいまして。
その先生と出張で、金沢から新潟まで行ったことがあったんですよね。
で、僕が車を運転していたんですけども。
助手席に座っていた先生から
「けんちゃん(僕)の長所ってなんや?」
って、聞かれたことがあったんです。
当時は自分の長所について、考えたこともなかったんですよね^_^;
僕は
「面白いことを言えることですかね。」
って、その時答えたんです。
そしたらその先生から「それは違うやろ!」って、即答されたんですよね。
先生からその時に言われたのは
「けんちゃんのイイところは真面目なとこやろ!」
「けんちゃんはそんなに面白くはない!」
的なことを、言われたんですよね。
手前味噌で恐縮ですけど^_^;
当時の僕は、自分のことを真面目だと思ったことが全くありませんでした。
仕事も全然続かないし、暇さえあればすぐにパチスロに行ってましたし、、、^_^;
でも確かに言われてみれば、、、
パチスロなどは下見も行けば、お店を回って情報収集をしたり、もちろん朝から並んだり。
イイかどうかは別にして、結構真面目でしたね。
その先生に言われて以来
「自分は不器用で面白くもないけど、真面目にコツコツやる」
というのを、少し意識してきたように思います。
その甲斐あってか、今ではたまに「ブログ、マメに書いてますね」と言ってくれる人もいます。
当ブログの売りも「面白さ」ではなく「真面目にコツコツ」なとこがあったり、、、自分で言うとかゆいんですけどね^_^;
話が少し脱線しました。
「自分を知ること」は、本当にすごい難しいことなんだなぁと思いました。
急に自分の昔話を思い出しましたけどね^_^;
自分自身の長所とは?短所とは?
僕も自分のことはまだまだ知らないことばかりです。
なんやろ、自分を見つめ直していきたいです。
ノムさんからの教えその③ 変わること、変えることを恐れるな
自分の今までのやり方を貫けばいいのか、それとも変えてみるべきか?
うまくいってない時や停滞してる時には迷います。
ノムさん曰く、
野球選手に限ったことでもないと思うが、もう一つ伸び悩んでいるように見える人間は、
たいてい「変わろう」とする意欲に欠ける。
もしくは、変わるのを、変えるのを怖がる。
野村克也「そなえ」より抜粋
プロ野球選手には天性の意気込み。
もしくは自信家タイプも多いようです。
伸びるためには「変わる」「なんでもやる」という、
強い意志や素直さ、柔軟性が必要なのだそうです。
「自分はこんなものだ」と自己を限定する選手は、プロ野球選手になったことで満足してしまうそうです。
ちょっと僕的には耳が痛い話なんですよね〜。
僕は「自分はこういう人間だ」って、自分で自分を決めつけていたところがあります^_^;
ノムさんは「変わる=進歩」と、おっしゃってます。
慣れ親しんだ今の自分を変えるって、年を追うごとに勇気とパワーが要りますけども。
幾つになっても自分の壁をドンドンぶち破っていきたい!
改めて思いました。
ノムさんからの教えその④「和して同せず」
プロ野球選手は「チームの勝利」「チームのために」という、精神が求められます。
また、それとは別に選手一人一人が個人事業主でもあります。
主体性と協調性。あるいは「個」と「組織」
合い判しがちなこの二つの命題を両立させることが大切であり、
先の言葉(「和して同せず」)は、その関係性をうまく言い表している。
野村克也「そなえ」より抜粋
「組織」と「個人」
サラリーマンなら会社と自分個人、とも言えるでしょう。
両立してる人もいるんでしょうけど、世間的にはどこかで折り合いをつけてる人が多いんですかね^_^;
自分は両立できずに会社を辞めてばかりでしたけど、、、
ノムさん語録をまとめますと、、、
・組織のために自分が何をできるのか考え、その責任を果たさねばならない。
・しかし同時に「同せず」と言う姿勢を忘れてはならない。
・自信がない人間ほど、「その他大勢」と同調行動をとりたがる。
・人と同じことをして満足しているようでは、ろくな行動はできない。
・具体的に言えば、人の倍練習をするだけでなく、誰もやっていない方法を試してみる
野村克也「そなえ」より抜粋
自分が得意なことや貢献できることって、必ずしも他人と同じことではないんですね。
なんかわかる気がします。(気だけですが、、、^_^;)
「自信がない人間ほど同調行動をとりたがる」というのは、特にズキっときました。
僕がよく他人の顔色を伺っては、うなづいたり、行動を合わせるようなあの症状です!
あ〜、やだやだ\(^o^)/
ノムさんからの教えその⑤「女を口説け!」
↑(画像はORICON NEWSより)
最近は草食系男子という、あまりガツガツしない男性が増えてますけども。
ノムさん曰く、どうやらプロ野球界でも草食系が増えているそうです。
美男子=天才であれば、
全く準備することなく、ただ来た球(女性)を打つだけでもいいだろう。
が、並の選手がそう簡単にヒットを打てるものではない。
相手の情報を収集・分析し、攻略法を講じなくてはならないのだ。
まさしく 女性を口説くのと同じ である。
野村克也「そなえ」より抜粋
ノムさん曰く『対象は女性でなくても構わない』そうですけども。
自分が強い興味を持ったものには、もっと貪欲になった方が良いそうです。
さすれば自ずと創意工夫をしていくようになると、、、
男の自分からすると、とてもわかりやすい例えです。
僕はめっちゃ女性が好きですし。
(その割には情報分析や戦略が下手ですが、、、^_^;)
ただ当ブログの男性読者さん的には、そもそも草食系で行動自体を起こせてない人が多いような気がしています。
自分が少しでも気になった女性ができたら、、、
まずはガンガン口説こうではないか\(^o^)/
と、思うわけであります。
情報分析や戦略を練るのは、行動してからでもいいのかなぁと!
これは僕個人の意見ですけどね^_^;
「そなえ〜35歳までに学んでおくこと〜」を読んだ感想
だいぶボリュームのある記事になってしまいました。
それほど僕にとっては学びの多い著書でした。
今回紹介したのは、まだまだほんの一部分であります。
全体を通しての感想、ノムさんの言い切りがとにかくハッキリしている。
でも全然嫌みがないとこがイイんですよね。
プロ野球選手として、また指導者としても結果を残してるからということはあるんでしょうけど。
なんだろ、ノムさんの文章の表現力が豊か。
そして例え方のセンスが抜群なところがイイんでしょうね。
例えば「礼儀は憲法より大切」っていう表現とか^_^;
あとは普段から考える習慣、自分へ問いかける習慣が身についてるところがすごいなぁと。
仕事とは、、人生とは、、野球とは、、
ノムさんは「〇〇とは」と常に意味づけを習慣化されてて、思考がとても深いんですよね。
日常の何気ない事や小さな変化にも気づけるし、それを言語化できるんだと思います。
『言葉を身につけよ』という節が、何度も本著にありました。
その場しのぎの単なる付け焼き刃では、自分の言葉は身につかないですよね^_^;
まとめ
今回は元プロ野球選手、そして監督だった
野村克也さんの「そなえ〜35歳までに学んでおくべきこと〜」
の感想レポをお送りしました。
テレビではどちらかと言うと、
ボヤき節だったり奥様のサッチーの尻に引かれてる印象が強い
ノムさんですけども。
努力は当たり前で、そして自分の思考というか哲学を持ってる人ですよね。
僕自身まだまだ足りてないがゆえに、とても憧れます。
また苦労を重ねたノムさんの言葉だからこそ、素直に聞けるところがあります^ ^
もしノムさんの著書にご興味があれば、一読してみてください。
個人的には絶対に損はない著書ばかりです。
(2024/12/07 11:05:13時点 Amazon調べ-詳細)
では、最後に。
僕が本著で1番印象に残ったノムさんの一節を紹介して締めとします。
人間というものは、
好きなことなら、夢があるのなら、いくらでも頑張り続けることができる。
(中略)
「こうなりたい」と思い続けること、
「これがやりたい」と思ったら、あきらめずにやり切ることが大切だ。
野村克也「そなえ」より抜粋
好きなことなら頑張り続けることができる!
あきらめずにやり切る\(^o^)/
では、今回はこの辺りでドロン。
らぶど〜〜〜ん!
※こちらも野村克也さんの著書になります、合わせてどうぞ〜♪
↓↓↓