こんにちは。
往生際の悪さにはとても定評があります。
婚活戦士の横田(@yokota1211)どす。
さてさて。
記事のタイトルにもある通り、久しぶりにコッテリとした本日のテーマであります。
「結婚に愛は必要か?」
「そもそも結婚は必要か?」
あ〜、考えるだけで頭が痛い、、、!
学校のテストのように明確な答えがないだけに、考え出したらキリがないです^_^;
とは言っても、とても本質をつくような問いであります。
婚活で迷走を続けて早2年半。
結婚って、愛って、一体何なんだろう?
今回は結婚や愛について。
哲学の観点から考えてみよう!
ということで、先日行われた哲学の入門講座を聴いてまいりました。
古来の哲学者や偉人の方も「結婚」や「愛」に関しては、悩んだり深く考えたりしていたようです。
今も昔も、世界のどの国おいても「結婚」って一筋縄ではいかなかったんですね^_^;
今回は僕が聴いてきた哲学入門講座
「結婚に愛は必要か?」「そもそも結婚は必要か?」
について、感想や個人的意見などを書き連ねてまいります。
「考えることを楽しむ哲学入門講座」とは
↑(今回僕が参加したのがこちらの講座)
そもそも “哲学” って、一体なんだろうって話ですけども。
日常ではそもそも哲学自体に触れる機会がほぼないです^_^;
日本語辞典によると
『人生・世界、事物の根源のあり方・原理を、理性によって求めようとする学問。また、経験からつくりあげた人生観。』
とのこと。
なんか難しいですね^_^;
「哲学」について色々とググったところ、こちらの記事が個人的にわかりやすかったです。
哲学とは何か?わかりやすく簡単に解説!哲学がキャリアも人生も変える勇気ある決断をもたらす
この参考記事によると哲学とは
『なぜ、と問い続けながら知識を体系化していくこと』
なんだそうです。(ま、なんとなくわかるかなぁと^_^;)
そういえば僕の好きな野球のノムさんこと、野村監督も
「なぜって、自分の行動について考え、そして意味付けしていくことが大切」
と、言ってました。
※参考記事
【仕事とは? 人生とは?】ノムさん(野村克也監督)に学ぶ、35歳からの後悔のない人生へのそなえ5つ
話を戻しまして、今回の哲学入門講座。
ポスターによると、
深遠なテーマについて考える哲学もありますが、
「結婚」や「仕事」など
日常の生活について考えるのも立派な哲学になります。
「考えることを楽しむ」
ということが、講座の目的のようであります。
なので、完全な正解があるわけではないようなんですね^_^;
↑(今回の講座の先生、宮野真生子さんと藤田尚志さん。)
その哲学入門講座の第1回が、今回僕が行ってきた
「結婚に愛は必要か?」「そもそも結婚は必要か?」
というテーマの講座であります。
お話しされる宮野さん、藤田さんはともに大学の先生なんですね。
今回、僕はお2人とも初めて知りました^_^;
☆なぜ今回、僕は講座へ行こうと思ったのか?
↑(講座が開かれたのは石川県内にある「西田幾多郎記念哲学館」)
まず今回の哲学入門講座を知ったきっかけから。
先日金沢市内のこちらのカフェに、お茶をしに行ったんです。
【金沢市竪町そば 古民家カフェ】和テイストな店内で心が安らぐ!フルオブビーンズでまったりデート(の練習)
フルオブビーンズのカフェ入り口付近に、今回の哲学入門講座の案内のビラが置いてあったんです。
「横ちゃん、面白そうじゃん!」
と、一緒にお茶をしていたらぶど飲み会の男性メンバーに言われまして^ ^
その時は「ふ〜ん」って感じで、表向きはあまり反応はしなかったんですけど。
心の中では「よし、行ったろう!」と、すぐに予定を確保しました。
(僕特有のあまのじゃくぶりですよね〜、テヘテヘ^_^;)
では、どうして哲学入門講座に行こうと思ったのか?
興味本位っていうのももちろんあるんですけどね。
「結婚に愛は必要か?」
そもそも日常では結婚について、そこまで深く考えたことがなかったです。
「結婚って、愛する2人がするんじゃないの?」
ぐらいに思ってたくらいですし、婚活を2年以上しといてなんですが^_^;
ここ最近の僕は、婚活をすればするほどに
「結婚って、一体なんなんだろう?」
って感じで、結婚がよくわからないというか、、、、そんな感じだったんです。
たまには結婚や愛について考えるのも悪くないなぁ〜。
と思い、今回は講座に申し込みました。
第1部「結婚に愛は必要か?」についての個人的感想!
↑(講座会場内、西田幾多郎哲学記念館ってめっちゃ綺麗でした!)
第1部は講演ということで、
「結婚に愛は必要か?」
について、2人の先生によるお話でした。
その中でも、藤田尚志さんが哲学的な観点から。
そして宮下真生子さんが歴史的な観点からそれぞれお話しされてました。
↑(写真左が宮野さん、右が藤田さん。)
僕が個人的に特に印象に残った言葉。
それは「愛は所有するものではない」ということ。
言葉で書けば、なんとなくわかるような^_^;
自分が好きな人や愛する人を自分のものにしたいという所有欲。
これは誰にでも備わっているそうです。
でもこの所有欲って、とても自己中心的な考えなんだそうです。
僕も振り返れば、確かに所有欲のようなもので頭がいっぱいだったことあります。
ドキドキやらで胸がいっぱいになっちゃって、完全に周囲が見えてない的な^_^;
宮野さんがおっしゃるには、
所有欲で溢れた状態って、いわゆる「非日常状態」なのだそうです。
結婚は日常だろ〜!!
って、宮野さんが声を荒げたわけではないですけど^_^;
「恋愛」でドキドキしたままの状態からそのまま結婚してしまうと、、、
アレっ!?
みたいな。
想い描いていた理想の結婚生活とは全然違う、ということがあるようなのです。
(全員ではないようですが、、)
また藤田さんがおっしゃっていたプラトンのお話で
「愛し愛される関係」=「教え教えられる関係」「誰かと何かを作り上げる関係」
ということをおっしゃってました。
愛とは誰かを所有して束縛したり、自分の考えを押し付けたりすることではなく、
「お互いに教え合って、一緒になって成長していける関係」
「2人で子供を育てる、または仕事をするなど一緒に何かを作ろうとする関係」
だと、、、なるほど。
僕が以前にドーナツ屋を営んでた頃。
当時はお店の近所に住んでる、美人な奥様がお手伝いしてくれてたんです。
僕と一緒にドーナツを作ったり、手分けしてドーナツの配達をしたりしてたんでよね。
そういえば、あの時ってめっちゃ温かい気持ちになれてたなぁ。
和やかな関係でしたし、とても楽しかったです。
(思い返せば所有欲ってなかったなぁ、もちろん奥様っていうのもありますけど^_^;)
2人で作ったり、育てたりするのが子供なのか、仕事なのか、はたまた趣味なのか?
色々とあるんでしょうけれど、プラトンの言ってたことにとても共感しました。
「2人で何かを作るということ!」
また補足として藤田さんが
『その2人で作ったものに「与える」または「貢献する」という観点があるといいかもしれない。』
と、おっしゃってました。
全くその通りだなぁって思いました。
2人で作り上げたものが、2人だけの自己満足なのはちょっと微妙ですよね^_^;
自分たちの子供なら、少しでも社会の役に立てるような人間に育てたいものです。
また2人でビジネスをしたり、何かするにしても誰かに貢献できることがやれたらいいですね。
結果的に2人で一緒に人間的にも成長し合えたら、言うことないですよね〜。
これは結婚だけでなく、人間関係全般にも言えるかもですけど^_^;
↑(ふざけた顔をしてますが、最後まで寝ずに聴きました!)
第1部の講演は2時間弱。
奇跡的に寝ずに全て拝聴することができました。
てか2人の先生の話がとても上手かったです。
「哲学入門」ということで、僕のような哲学初心者でもとっつきやすい構成になってたと思います。
芸能人の不倫のお話など、身近な話題も織り込んでましたよ^_^;
第2部「そもそも結婚は必要か?」についての個人的感想
↑(西田幾多郎哲学記念館の図書館、頭がパンクしちゃったよ〜!)
そして続いて第2部。
西田幾多郎哲学記念館の5Fにて「哲学カフェ」というものが行われました。
哲学カフェでは、第1部で講演された2人の先生。
そして希望者15人による話し合いの場。
例えるなら「真剣10代しゃべり場」みたいなお茶会であります。
↑(座席を円にして、みんなでお話であります。)
2部のテーマが「そもそも結婚は必要か?」
各々が「結婚」について必要かどうかを始め、意見や考えを言います。
僕のように独身の人もいれば、すでに結婚されてる人もいたり。
20代の人もいれば、50代60代の人もいたりと、色んな方々がいらっしゃいました。
中には先月結婚したばかりの人まで、もう超おめでたいですね^_^;
そもそも結婚が必要かどうか?
「必要」「不必要」「わからない」「あってもいい」、、、
ほんと色んな意見が出てました。
既に結婚されてる方からは『心が安定する』という意見もある一方で、
『人によっては考えや行動を縛られすぎるかも』とのお話もありました。
う〜ん、そっか〜。
また独身の方(女性)からは結婚していないことに対する
『世間体の悪さを感じる』『独身者に対する風当たりのようなものを感じる』
というご意見もありました。
あ〜、めっちゃわかる!
世間とか周囲とかって、自分とは本来別物なはずなんですけどね。
どうしてなんでしょうね、風当たりは日を追うごとに強く感じたりもします^_^;
また参加者さんの中には、パートナーとは遠距離に暮らされてる方が何名かいらっしゃいました。
『今のままで良かったけど、周りの友人たちが結婚していくのを見ていると自分らはこのままでいいんだろうか?』
『そもそも結婚って本当に必要?』
って、感じで話してはまたテーマが戻ってきたり、、、。
哲学カフェで特に印象に残ったお話は第1部で講演された宮野さんのお話。
宮野さんは現在ご結婚されてるそうですが、いわゆる「事実婚」という形なのだそうです。
お話を聞くに現在はパートナーと別々に暮らしていて、結婚式は挙げている。
宮野さん曰く『単に彼氏が遠くに住んでる状態』なんだそうです。
(あっ、指輪はちゃんとされてました^_^;)
現在の日本の婚姻制度、婚姻届には
「2人は結婚しています。」
「彼(彼女)は私のパートナーです。」
という「所有を認知する」側面があるとのこと。
宮野さんは
『結婚という制度がダメなわけではないけど、もっと色々な形があっていい。』
『婚姻という国に認めてもらうことにこだわりすぎなくてもいいのでは?』
と、ご自身の経験も踏まえてお話しされてました。
まとめ
↑(哲学カフェ終了後、夕暮れの西田幾多郎哲学記念館であります。)
今回は僕が聴いてきた哲学入門講座
「結婚に愛は必要か?」「そもそも結婚は必要か?」
についてのレポ、個人的感想をお送りしてまいりました。
ハッキリとした明確な答えが出たわけではないですけど。
結婚について、愛について改めて考える貴重な機会でした。
個人的には
「愛」=「誰かと何か(子供、仕事etc)を作る」「所有することではない」
というプラトンの(藤田さんが解説していた)言葉が、1番心に残りました。
まだまだ僕ノートにはびっしりとメモがあるんですけど。
また機会があれば、当ブログでも取り上げられたらと思ってます^ ^
(とても1記事では書き切れないです!)
↑(今回お話しされた藤田さんと宮野さんの共著があるそうです、僕も読んでみます♪)
※第1巻「愛」について
※第2巻「性」について
※第3巻「家族」について
上記の3冊の著書。
明確な答えは見つからずとも、何か自分自身の生き方や成長へのヒントが見つかるやもしれません。
ご興味ある方は是非読んでみてください^ ^
↑(日曜の午後に4〜5時間も結婚や愛について考える、、てね♪)
結婚と愛を語ったところで、本日はここまであります。
またね〜、らぶど〜〜〜ん!