こんにちは。
金沢の出会いの専門家、横ちゃん(@yokota1211)どす。
今回は僕の地元で現在も住んでいる石川県金沢市の本多町にある
鈴木大拙館(すずきだいせつかん)
をご紹介してまいります。
鈴木大拙館は2011年10月に開館した金沢市の文化施設であります。
わりと新しい鈴木大拙館!
と前置きしておいた上でですが、今回僕は初めて行ってまいりました。
なんなら「鈴木大拙って、一体誰やねん?」という状態でした。
地元金沢に生まれ育って38年、我ながら無知さ加減も甚だしいわけですけども〜(´∀`=)
我が地元金沢にこんなスゲェ人が居たのかという、今更ながらの驚きですよね〜。
てなわけで、早速「鈴木大拙館」をご紹介してまいります。
金沢市本多町にある鈴木大拙(すずきだいせつ)館とは
鈴木大拙館は金沢市本多町にある文化施設。
金沢市(公益財団法人金沢文化振興財団)が運営しています。
金沢市本多町出身の世界的な仏教哲学者、鈴木大拙の生涯に学び、鈴木大拙についての理解を深めると共に
「来館者自らが思索する場」
として利用する事を目的に、2011年10月18日(大拙の誕生日)に開館しました。
仏教学者 鈴木大拙とは
↑(こちらが鈴木大拙さん、画像は鈴木大拙館HPより)
鈴木大拙は明治3年(1870年)に石川県金沢市に生まれた仏教哲学者。
後にアメリカに渡り、講演や英文の著作によって禅文化を世界中に広めました。
代表著作は「日本的霊性」「無心ということ」「禅と日本文化」など。
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上記の著作など約100冊を通して、鈴木大拙が訳した禅の日本語音訳「ZEN」は世界中に広まり、現在に至っているそうです。
僕は鈴木大拙先生について、これまで全く存じ上げませんでした。
鈴木大拙先生と同じ郷土人でありながら、僕はなんて無知なんだろう〜´д` ;
そんな38年間、僕の人生とは一切無縁だった鈴木大拙先生でありますけども。
今回どうして僕は知る事ができたのか、そのきっかけについて少々。
僕は運転中など、たまにラジオを聴くんですけども。
先日、FM石川で藤巻亮太さんの日日是好日という番組を聴いていたんです。
↑(レミオロメンでもおなじみの藤巻亮太さん、画像は日日是好日HPより)
藤巻さんの甘〜い話し口調、特に女性ファンはメロメロになりそうな番組であります。
なんでも僕と藤巻さんは同じ現在38歳、マジかよって感じですけども〜♪
そんな藤巻さんが番組中で「鈴木大拙館」を紹介されていたんです。
「心を無にできる」「心が鎮まる」など、色々とおっしゃってました。
(すみません、ラジオを聴き流してたので藤巻さんの正確な文言ではないですww)
藤巻さんは金沢に来る時は
「鈴木大拙館」
には、よく行くのだそうであります。
そんなわけで藤巻さんのラジオ番組を通じて、初めて「鈴木大拙館」について知った僕でした。
ちなみに翌日に鈴木大拙館について、東京に住む彼女のかおりちゃんに知ってるかどうかを尋ねたところ、、、
(鈴木大拙館に)行ったことあるよ〜!
けんちゃ〜〜ん\(^o^)/
な〜んて、かおりちゃんに言われたり♪
なんと東京在住のかおりちゃんも、既に鈴木大拙館に行った事があるそうなのであります。
「そんなに有名なの〜、鈴木大拙って?」
と、正直思いましたけど(´∀`=)
かおりちゃんも藤巻さんと同じくとても大拙館をオススメしていたのもあって、僕の好奇心に火が灯りました。
てな訳で早速、そのラジオを聴いた週末に鈴木大拙館に行く事にしました。
いざ鈴木大拙館へレッツラゴ〜♪
ではここからは写真を中心にダイジェストでお送りします。
↑(ハロー、今回は鈴木大拙館にアタ〜ック♪)
前回の記事で、鈴木大拙館と同じ金沢市本多町にある金沢市立中村記念美術館を紹介しましたが、今回はその流れで鈴木大拙館に向かいました。
※金沢市立中村記念美術館のレポ記事はこちらどす。
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金沢市立中村記念美術館と鈴木大拙館は
「緑の小径(こみち)」
という連絡路で繋がっています。
↑(晴れた日はお散歩にもいいですよね〜、緑の小径)
↑(緑に囲まれていてとても空気が美味しかったです♪)
↑(てなわけで、左手に見えてきました。鈴木大拙館!)
↑(そして人生初のご対面、こちらが鈴木大拙館であります。)
建築家で東京藝術大学の客員教授である谷口吉生さんが施設の設計をされたそうです。
モダンでおしゃれな佇まいだなぁと思いました。
鈴木大拙館の周辺には外国から来たと思われるお客さんを多く見かけました。
欧米の方ばかりでした、欧米でも禅について興味関心がある方がこんなにいるんだと改めて鈴木大拙先生の凄さを実感しました。
↑(2017年12月に来場者数が30万人を突破したそうです、北國新聞より)
↑(早速館内へ、想像通りの静けさ〜♪)
館内は人の気配はするものの基本的にはとても静かでした。
受付をされてる女性の声が聞こえる程度、あとは足音ぐらい。
受付を済ませて早速館内へと入場であります。
受付でも説明があると思われますが、館内の「思索空間」「学習空間」「展示空間」はカメラでの撮影は禁止との事です。
↑(では、人生初の鈴木大拙館へ出発進行〜♪)
↑(こちらは鈴木大拙館では有名な「水鏡の庭」)
水鏡(みずかがみ)の庭、鈴木大拙館でもとても有名なスポット。
レミオロメンの藤巻さんも番組内で紹介していました。
水鏡の庭では定期的に水面に波紋が生じるようなシステムとなっています。
波紋はシュワワ〜っと水面に広がっていき、やがてスーッと何事もなかったかのように消えていきます。
藤巻さんがラジオ番組内でリスナーから
「あんなに大勢の前でLIVEするのって、緊張はしないんですか?」
という質問メールに答えていたんですけども。
藤巻さん曰く、
『緊張はするそうですけどもそれはしょうがない。水面の波紋と一緒で抑えようとすればする程水面は余計に波立つと思う。』
『緊張しても、波紋と一緒で時間が経てばその内スーッと消えてゆくのかなぁと考えるようにしている。』
というエピソードと共に、鈴木大拙館の水鏡の庭を紹介していました。
↑(水鏡の庭は、館内に入場しなくてもいい無料ゾーンからも観る事ができます♪)
僕も出会いの専門家として、
自分の出会いはもちろん、色んな人の出会いを作る活動をしています。
初対面の人と話したり、大勢の人前で自分の意見を言ったりするのは緊張してしまう事が多いです。
僕も未だに人前ではドキンちゃん状態になる事があります(´∀`=)
緊張も水面の波紋のようにスっと消えていく♪
ス〜〜〜〜〜っと(´∀`=)
人前だと緊張したり、ビビったり、または力が入りすぎてしまうという方。
鈴木大拙館の「水鏡の庭」の波紋を、実際に眺めに来てはいかがでしょうか。
↑(鈴木大拙館、その他にも色んな禅の空間が用意されています。)
鈴木大拙館には「水鏡の庭」の他に
①鈴木大拙を知る「展示空間」
②鈴木大拙の心や思想を学ぶ「学習空間」
③それぞれ自らが考える「思索空間」
の3つの空間があります。
食べるところはないですが、丸一日ずっと居ることができそうだなぁって思いました。
余計な事を考えずにいられそうだな〜♪
↑(館内の受付すぐ側には鈴木大拙の本やグッズも販売されてましたよ♪)
↑(今回の僕のもう一つのお目当、鈴木大拙の言葉「それはそれとして」)
今回、鈴木大拙館に行くにあたり「水鏡の庭」ともう一つお目当にしていたのが
『それはそれとして』
という、鈴木大拙の書画でした。
この言葉も藤巻亮太さんが番組内で紹介されてたんです。
人生には色んな事、困難や苦難がいくつもあるけれど「それはそれとして」と。
鈴木大拙は話の際に、よく使われたそうです。
「それはそれとして」
なんかうまく説明できない、ニュアンス伝われ〜(´∀`=)
「それはそれとして」と、切り替えるというのか、客観視できるというんでしょうか。
「次行ってみよう〜♪」的な、いかりや長介さんドリフ的なあの感じ。
とてもいい言葉だなぁって、鈴木大拙先生の書を見て改めて思いました。
「それはそれとして」の書、以前までは実際の書が展示されていたとのこと。
現在は展示から外されていて、ポストカードにて観ることができるとのことです。
(館内のスタッフさんとの会話より)
↑(そして、やや放心状態で鈴木大拙館を後にしました。)
※おまけ 鈴木大拙生誕地記念碑もすぐ近くにあるよ
↑(記念館から徒歩3分少々の所に鈴木大拙生誕地記念碑があります)
↑(遊学館高校のお向かい周辺にあります、場所は後ほど!)
↑(「鈴木大拙先生 生誕地」碑)
↑(最後は大拙先生と記念のツーショット♪)
鈴木大拙館の場所や開館時間など詳細
・住所
石川県金沢市本多町3丁目4番20号
・開館時間
9:30〜17:00(受付は16:30まで)
※定休日は毎週月曜日(但し月曜日が祝日の場合はその直後の平日)
年末年始(12/29〜1/3)、その他展示資料の整理等のため休館する場合あり。
・TEL
076-221-8011
・入場料
一般300円、65歳以上200円、高校生以下は無料
※金沢市文化施設共通観覧券にて入場できます。
1日券510円、3日券820円、1年間2050円にて、市内16の文化施設がフリーパス♪
→金沢文化施設共通観覧券の詳細はこちら です。
・アクセス
金沢駅東口3番のりば 18系統東部車庫方面行き 15分 「本多町」下車 徒歩4分
金沢駅東口7番のりば 城下まち金沢周遊バス 18分「本多町」下車 徒歩4分
・じゃらんnet
こちらのページより「鈴木大拙館」が検索 できます。
・HP(ホームページ)
詳細はこちらの鈴木大拙館のHP をご覧ください。
※鈴木大拙生誕地記念碑はこちらです。
まとめ
今回は金沢市本多町にある
鈴木大拙館
のレポをお送りしてまいりました。
こと金沢市民や石川県民の方におかれましては、
「今更感」があったでしょうけど、しっけいしっけい〜(´∀`=)
てか山梨ご出身の藤巻さん、または東京在住の彼女のかおりちゃんも既に知ってたというのに。
今まで僕のアンテナには鈴木大拙先生が全く引っかからずの人生38年間でした。
でもこういうのもまたご縁であり、タイミングですよね。
38歳のこのタイミングで鈴木大拙先生の生き方や人生観に触れる事ができた事は。
これからの僕の人生にとって、とても実りのある時間が過ごせたなぁと思いました。
これから緊張が止まらない時、心が揺れる時は
「水鏡の庭」を眺めに鈴木大拙館に行こうかなぁ〜(´∀`=)
最後に鈴木大拙の言葉で特に印象に残った言葉をご紹介して、
本記事の締めとさせていただきます。
A finger is needed to point at the moon,
but what a calamity it would be
if one took the finger for the moon!
〜指がなければ月を指すわけには行かぬが、
指を月と間違えては大変である〜
『禅学への道』坂本弘訳/鈴木大拙全集増補新版第14巻より引用
今回は以上であります。
ではまたお会いしましょう、らぶど〜〜〜ん!
※今回ご紹介した鈴木大拙の代表著作です、ご興味ある方はどうぞ♪
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※今回紹介した鈴木大拙館のすぐ側にあります、合わせてどうぞ♪
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※横ちゃんが大好きな地元石川県を紹介してるよん♪
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