こんにちは。
最近自分が結婚したいのかどうか?
よくわからなくなってきた、37歳の婚活戦士横田(@yokota1211)です。
いや僕も婚活戦士と一応名乗る者としまして。
結婚したい気持ちは重々持っているつもりです。
って、この煮え切らないまどろっこしい表現こそが、僕の現在の頭の中を物語ってますね^_^;
さてさて、今回は読書の時間であります。
読みましたのはこちらの本です、ドン!

水谷さるころ著
「結婚さえできればいいと思っていたけど」
大変、素敵な本のタイトル名ですよね。
「結婚さえできればいいと思っていた」
正直なところ僕は今37歳にして、結婚さえできればオッケーだと思うところはあります(笑)
著者の水谷さるころさんも「結婚さえできれば幸せになれる」と考えて結婚。
そして離婚→現在は再婚(事実婚)という、結婚に関しては一筋縄ではいかなかったようですけどもね^_^;
今回はこちらの本から日々婚活中の僕が学んだ
「結婚」「夫婦関係」について
紹介してまいります。
著者の水谷さるころさんとは

↑(こちらが著者の水谷さるころさん、画像はご本人のBLOGより)
水谷さるころさん
1976年1月31日、千葉県柏市生まれ。
女子美術大学短期大学部卒業。
イラストレーター、漫画家、グラフィックデザイナー。
1999年「コミック・キュー」にて漫画家デビュー。
2008年に旅チャンネルの番組「行くぞ!30日間世界一周」に出演、のちにその道中をマンガ化。
(「30日間世界一周!」全3巻)
さるころさんは僕よりも4つ年上の先輩であります。
さるころさんの経歴を見る限りは、とても順風満帆のようにも見えますけれども^ ^
(世界一周できる漫画家って超スゴイですよね〜笑)
そしてさるころさんの結婚生活についてざっくり。
30歳で結婚→3年半で離婚→36歳で再婚(事実婚)
と、30代は激動だったようであります^_^;
(さるころさんに対して、30代のこれまでの自分が何もなくて本当切ない、、、)
・今回僕はどのようにして水谷さるころさんを知ったのか?
ツイッターのタイムラインを眺めてたんですよ。
その時にたまたまタイムラインにさるころさんのツィートが流れてきたんですよね〜。
さるころが「結婚して離婚して再婚で事実婚する」26歳から36歳までの約10年の「アラサーの四苦八苦」をエッセイコミックにしました。初の人間キャラです! 『結婚さえできればいいと思っていたけど』(幻冬舎)よろしくお願いいたします! https://t.co/zSHFMUpKzo
— 水谷さるころ (@m_salucoro) 2016年10月26日
↑(こちらはさるころさんのツイッターのホーム画面に設置してある固定ツィート)
『結婚して離婚して再婚で事実婚』
『26歳から36歳までの約10年の「アラサーの四苦八苦」』
ここで僕の興味のレーダーがビビビッて来ちゃいまして^_^;
ちなみに僕は現在37歳ですけど〜♪
そうなると昨今のamazonは本当に仕事が早いですよね〜。
ポチッと注文ボタンを押すと、あっという間に我が家にお届けでありました!
「結婚さえできればいいと思っていたけど」特に印象に残った感想3つ

今回は現在婚活中の37歳の僕が、特に印象に残ったところを3つピックアップしてご紹介していきます。
①「とにかく結婚したい」(アラサー婚活編より)
20代後半、既にフリーランスとして在宅でお仕事をされていたさるころさん。
「とにかく結婚したかった」
とのことでした。
さるころさん曰く、
20代後半の私は「結婚」がなんであるかを考える前に
「30歳までに結婚しなければならない」
と自分で自分に 呪い をかけていた
「結婚さえできればいいと思っていたけど」より
その呪い、わかる〜\(^o^)/
「30歳までに結婚しなければならない」って感覚、めっちゃわかります。
僕の現状においては「40歳までに」って、勝手に延長戦になってるんですけど。
そして40歳になったら、「45歳まで」とか言い出す自分もクッキリと目に見えます。
②結婚制度が自分のライフスタイルに合ってないかも(初婚編)
なんだかんだで30歳で憧れの結婚されたさるころさん。
ただ実際に結婚をすると、現状の結婚制度自体がさるころさんに合ってないかもと感じたそうです。
結婚って「好きな人とするもの!」って単純に思ってたけど
いざしてみると法律上の結婚って私みたいなフリーランス&共働きには
面倒の方が多いって気がしてきたよ
「結婚さえできればいいと思っていたけど」より
結婚当時、既にフリーランスとして活動されていたさるころさん。
具体的にどんなところが面倒だったのか?
・扶養控除はどうするのか?
・フリーランスとしての仕事の入金はどうするのか?(旧名義?新名義?)
・クレジットカードの名義はどうする?
・確定申告や公共料金はどうする?
etc
さるころさんがフリーランスだからこそ感じた、現行の結婚制度の不自由さだったとは思います。
もちろん、全ての女性が結婚制度が面倒ってわけではないと思うんですけどね^_^;
ただ、この箇所を読んでいて
「好きな人と結婚すれば全てがうまくいく」
ってわけではないんだなぁって思いました。
特に男性側は「結婚したらオレに任せとけ」くらいに、軽く考えてるところはあると思います。
(あっ、すいません。おれっす)
でも実際に結婚するとなると、女性側に相当な面倒をかける可能性が多々あることを知っておくべきだと思いました。
③結婚した夫(好きな相手)が一番の荷物に(バツイチ独身編)
好きな相手と結婚できれば幸せになれると疑わなかったさるころさん。
ただ最終的には1度めの結婚生活は3年半でピリオドを打つことになります。
☆さるころさんの結婚前の結婚生活のイメージ

↑(夫婦一緒にエンヤコラ〜♪ まあ男の僕もこんな感じを想像しますけど!)
☆さるころさんの実際の結婚生活

↑(「自分さえ頑張れば幸せになれる!」な〜んて、やっぱ難しいようです)
※画像は「結婚さえできればいいと思っていたけど」より
さるころさん、結婚生活において相当ご無理をされていたようです^_^;
読んでて超切なくなってきちゃうんですけどね〜。
(でも知らぬ間にさるころさんの元旦那のような行動をとってる方も多いのでは、、詳しくは著書を!)
ちょっと長いですが、さるころさんの離婚後のコメントがこちらであります。
「30歳までに結婚したいと思いすぎてた」からといって、それだけで何も考えず、
誰でもいいから結婚したかったわけではないんですよ!
(と、いきなり言い訳から入る)
とにかく、彼は私の「好みのタイプ」でした。
私は「好みのタイプ」の彼と結婚したかった のです。
それで一応色々考えたつもりで
「将来はどうしたいか」とか「お金の価値観」とか
全部ちゃんと話し合ったつもりだったんです。
(中略)
私も彼もやったことないことを
「たぶんこう」
っていう前提で話しあったとしても、完全に「絵に描いた餅」だったのです。
(中略)
「未来の完成予想図」にどう至るのか、
どうやってそうなるのかを話し合わないといけなかった、、、。
「結婚さえできればいいと思っていたけど」より
う〜ん、耳が痛い>_<
いや読書なんで目が痛い、ですかね〜。
特に
『「未来の完成予想図」にどう至るのか?どうやってそうなるのか?』
という箇所!
僕なんぞはかつてはフリーランスっぽいことやってましたし。
今も半分くらいはフリースタイルでやっていますけどね^_^;
結婚した後の未来予想図を
「どう至るのか?」「どうやってそうなるのか?」
2人で話す前に、まず自分自身でも考えられてないとこが沢山あるなぁって思いました。
この辺りを結婚して(もちろん結婚前も)、お互いに納得できるほど話し合うことが大切なんでしょうね〜。
そういえば僕は20代の頃は、お付き合いしている女性と全く将来のことを話しませんでした。
う〜ん、我ながら猛省であります>_<
さるころさんが再婚した現在、夫婦での約束事!

↑(ちなみに写真はスタバにてですけども、店員さんはおそらく不審がってたかと)
今現在は再婚されて旦那さんと仲良くされているさるころさん。
「事実婚」などの経緯はまた著書をご覧ください、とても参考になります。
現在の旦那さんもさるころさんと同じくバツイチの方ということで。
お互いに結婚生活で過去の失敗から学んだことがあるようです。
そんな2人が固く取り決めている約束事がこちらであります。
めっちゃ参考になりそうなんで、紹介しますね!
①家事の成功設定値を押し付けない
②普通の押し付けを禁止
③「秘密のガマン」禁止
順にざっくりと説明します!
①家事の成功設定値を押し付けない
家事ってどこまでやればいいのかの基準って、本当に人それぞれ違うそうです。
例えば掃除だったら
「部屋のゴミを片付けたらオッケー」
「掃除機をかけたらオッケー」
「本は本棚に、洋服はタンスにしまったらオッケー」
など。
また食事の準備で例えるなら
「そこそこ食べられたら、味は追求しなくてもオッケー」
「ご飯と味噌汁はもちろん、おかずは最低5種類は準備してオッケー」
など。
お互いに育ってきた家庭環境も違いますし、家事の価値観は違って当然とのこと。
さるころさんは
「家事の成功設定値を共有できるまで話し合う」
ことが重要とおっしゃってます。
※家事分担に関して、さるころさんのこちらの本もご参考にどうぞ!
↓↓↓
②普通の押し付けを禁止
こちらも「押し付け」の話なんですけど、いわゆる
「これくらい言わなくてもわかるでしょう」
というのを、さるころさんたちの結婚生活では禁止しているそうです。
先ほどの家事もそうですが、人間ですから人それぞれ違いますしね。
夫婦では必ず些細なことでも、ちゃんと話をすることが大切なようです。
③「秘密のガマン」禁止
こちらは、わかりやすく言うと
「イヤなことや不満・不安を個々で溜め込むな!」
ってことであります。
夫婦で色んなものを共有しますし、生活も一緒にすることになります。
溜め込むとその反動も大きくなります。
不満が出たら、その都度2人で話をして解決することが重要だということであります。
さるころさんはこれらを総称して
「察してちゃん禁止」
と夫婦の約束として掲げているそうです。
まとめ

今回は水谷さるころさん著
「結婚さえできれば良いと思っていたけど」
の感想と紹介をお送りしてまいりました。
今回ご紹介した箇所の他にも
「さるころさんの再婚に至るまでの過程」
「なぜ事実婚というスタイルを選んだのか?」
などなど
経験者だからこそのエピソードやアドバイスが、ユーモアや自虐も交えて楽しく書かれてました。
女性はもちろん、男性にとっても学びが多い本です!
ちょっと骨身には染みますが、、♪(´ε` )
また、可愛いキャラばかりの漫画調で書かれているので、細かな字が苦手な方も楽に読めるかと思います。
最後にさるころさんのHPより、ご本人のこの本の紹介文をどうぞ!
ただ結婚しただけじゃダメなんだ…
自分がどういう人生を送りたいのか考えないと…と
離婚反省会を繰り返した後、自分なりの幸せ(=子どもがいるバツ一男性との事実婚)に
至るまでの道のりを赤裸々に描いた実録漫画です。
「やっぱり妥協しないと結婚できないのかな…」
と迷走気味の女子、必読!
では、今日はこの辺りで失礼いたします。
またね〜、バイバイ〜♪ バイバイ〜♪
※こちらも水谷さるころさんの著書になります、合わせてどうぞ〜♪
↓↓↓
※追記(2017.4.16)
当記事公開後、ツイッターにて水谷さるころさんがなんと直々にこの記事をツィートしてくれました!
めっちゃ感動してます、ありがとうございま〜す!
結婚したい男性からの丁寧なレビュー。ありがとうございます😊 細かい結婚した後の事をリアルに感じてもらえれば…❗ https://t.co/T57J4Anq0A
— 水谷さるころ (@m_salucoro) 2017年4月15日