ちわっす。
40代は身も心もスッキリちゃんでのびのびと生きたい。
横ちゃん(@yokota1211)どす。
てか20代〜30代にかけても、割とのびのびとは生きてきたんですけどね。
色々と手を出しては溜め込んじゃったんすよねー。
収拾がつかなくなってガチャついてしまった、みたいな(´∀`=)
そんな溜め込みグセのある僕ですけども、
今年2019年9月にミニマリスト宣言をして、40代はスッキリ生きようって決めた次第であります。
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で、今回はこちらの本を読みました。
ドン!
境野勝悟著
手ぶら人生〜禅が教える「いい歳の重ね方」〜
著者は円覚寺龍院庵会首の境野勝悟(さかいのかつのり)さん。
1932年、横浜生まれ。
早稲田大学教育学部国語国文学科卒。
境野さんは私立栄光学園で18年間教鞭をとったそうです。
その在職中に参禅(禅を修学)、茶禅一味の茶道を専修するかたわらでイギリス、フランス、ドイツなど西欧諸国の教育事情を視察し、日本の教育と比較研究を重ねられたそうです。
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なんかあまりにも凄すぎてぶっちゃけよくわからんけど(´∀`=)
今回紹介する境野さんの著書「手ぶら人生」は、
今から約2年前の2017年の9月に発売された本になります。
この「手ぶら人生」、僕は2018年の前半あたりに既に購入しておりまして。
ずっとタンスの肥やし、いや本棚の肥やしにしたまま眠らせてました。
↑ほぼ読まないまま、深〜い眠りにつかれておりましたw
何がきっかけでこの本を買ったか、本屋で買った日の事は少しは覚えてますけど。
ただ当時の自分自身の記憶がハッキリは思い出せないんですよね、、、
ただ、その頃から僕は
「スッキリ生きたい」「人生を軽やかに、伸び伸びと生きたい。」
と、思っていたのかなぁって♪( ´▽`)
で、たまたま先日のミニマリスト宣言をする前、
部屋の大掛かりな断捨離を断行したんですが、その時に机の引き出しの奥底に眠っていたこの本を見つけたんですよね。で、
”手ぶらの人生”っていいよなぁ〜。
せっかくだし、読んでみっか╰(*´︶`*)╯♡
と思った次第であります。
あとは”禅”にも、以前から興味はあったんですよね。
僕の地元石川県金沢市は、禅の大家である鈴木大拙さんも出身です。
鈴木大拙記念館のあの感じ、イイよなぁって思いまして(´∀`=)
※鈴木大拙&鈴木大拙記念館に関してはこちらの記事をご覧ください。
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手ぶら人生〜禅が教える「いい歳の重ね方」〜を読んでみた
↑(”なるようになる”かぁ〜♪( ´▽`)「手ぶら人生」の背表紙より)
まずはこの「手ぶら人生」を読むにあたって、
僕が1番共感した冒頭の部分を紹介します。
半生をどうやら無事に過ごせただけで、人は多かれ、少なかれ、自分に自信を持ち、誇りを持っている。
若い人も、自信と誇りを、持っている。
老いた人も、自信と誇りを、持っている。
若い人が自信と誇りを持って、ピンと胸を張っていると、あたりが明るくなって、輝かしくなる。
ところが、年が寄ってから、妙に自信と誇りを持っていると、あたりが暗くなって、よどんでくる。
理由はいろいろとある。
若い人が自信と誇りを持つと、そこに、必ず、やわらかな笑顔が、見える。
よろこびに溢れた言葉が、生まれる。
が、年が寄ってから、妙に自信と誇りを持つと、とたんに、笑顔がなくなる。
表情が硬くなる。
そして、言葉が、ぶっきらぼうになる。相手の気持ちがわからず、一方的に、自分の意見だけをまくしたてるようになる。うっかりすると、お説教と暴言しか発言しなくなる。
(中略)
(その理由は)体の中の「人を愛する」いのちの働きが、薄くなるからだ。
年が寄ってきたら、まず「人を愛する力」を修練して磨きあげないといけない。
前的に歳を重ねるとは
「他愛の力」
を増大する修練を怠らないことだ。
手ぶら人生〜禅が教える「いい歳の重ね方」より
「人を愛する力」「他愛の力」か〜!
言われてみれば、年々薄くなっちゃってるよ〜(´∀`=)
って、自分を振り返りながら思いました。
なんかね〜、「他愛」よりも「自愛」が強くなってるなぁって。
僕は仕事でもプライベートでも、
気がつけば自分の都合ばっかで行動しがちで´д` ;
ただ境野さんは手ぶら人生で
『幸いなことに、(他人愛を)失わないように気をつければ、歳を重ねても、ますます広く、大きな愛が熟成していく。』
ともおっしゃってます。
他人愛を減らさずに熟成させながら歳を重ねることこそが
禅的な「いい歳の重ね方」
なのかなぁって、本著の冒頭部分を読みながら思いました♪( ´▽`)
「手ぶら人生」を読んで、横ちゃんが捨てたいと思った事
ではここからは、本著を読んで
アラフォー横ちゃんがこれからの人生で捨てたいと思った事
をザザッと挙げてくね。
人生で捨てたい事その①「自尊心」と「ガンコ」
境野さんが本著で
『老いたらまず、自尊心とガンコを捨てる。それが禅的「手ぶら人生」を実現させるための要点だ。』
とおっしゃってるくらい、重要なことのようです。
てか”自尊心”って、
僕は今まで必要だと思ってたんですけどね〜(´∀`=)
境野さん曰く、、、
若いころなら、反抗を見せたって、不快感を示したって、またすぐに友情が回復する。
が、歳をとると、みんながガンコになるから、友情や愛情の再生はきかない。
友とも、妻とも、夫とも、ケンカしたらそれっきりとなる。
自負心、自尊心、ガンコ、、、
つまり、自分はえらいと思っている人は、
実はどんどん、自由を失ってしまう。
手ぶら人生〜禅が教える「いい歳の重ね方」より
人生で捨てたい事その②「見栄」
歳を重ねてから何か活動を始めると、
若い頃の時以上にうまくいかない事がほとんどだそうです。
僕の場合は若い頃から何事も不器用で生きてきましたけども〜(´∀`=)
境野さん曰く
『「うまくやろう」という気持ちは、そのまま「だれかに褒めて欲しい」という願望である。』
ということで、「人から褒めてもらおう」「誰かに認めてもらおう」という見栄は捨てた方がどうやらよろしいようです。
因みに僕の場合は、女性に対して特に見栄を張る傾向があります。
捨てたいね〜♪( ´▽`)
人生で捨てたい事その③「過去の栄光」
過去の栄光、僕自身人生で大した事はしてないつもりでも、
自分なりに持ってたりします。
学生時代の勉強の成績やスポーツとか、あと仕事や恋愛とか、それなりにですが(´∀`=)
自分の過去の栄光に囚われると、
今の自分を縛りつけること
になり、危険なのだそうです。
確かに「過去に自分が成功した方法」に、
ず〜っと固執されてる方を見かける時があります。
「オレはこれでずっとやってきたんだ!」的な。
なんやろ、歳を重ねても柔軟に生きていきたいものだなぁって思いました。
過去の栄光、過去の成功は「それはそれで。」ぐらいな♪( ´▽`)
人生で捨てたい事その④「ひとりよがり」
自分だけが、喜び、楽しむ。
そんな、一人よがりは、禅のご法度。
自分も、まわりの人も、共に喜び、共に楽しむ。
手ぶら人生〜禅が教える「いい歳の重ね方」より
ひとりよがりは禅のご法度╰(*´︶`*)╯♡
「ひとりよがり」になりがちな僕の胸に刺さりました。
ホントは助けて欲しいのにね。一緒に楽しみたいのにね♪( ´▽`)
てかてか、禅でもご法度なんですねー。
ひとりよがりは(´∀`=)
↑(「手ぶら人生」の見開きより。いい言葉ですよね、日々是好日♪)
人生で捨てたい事その⑤「常識」「理屈」
境野さん曰く
『なぜ常識に合わせることばかりにビクビクして、自分の中から湧き上がってくる、いのちの活気を、日毎に、薄くしていくのだろう。』
とのこと。
言われてみれば、僕自身も常識の枠内に収まろう。
てか「常識の外には出ちゃダメ!」みたいにず〜っと思ってました。
世間の常識って、いつ、誰が決めたんだろうね〜?
人生で捨てたい事その⑥「いい」「悪い」
禅の言葉で
「不思善 不思悪」(善とも思わず、悪とも思わず)
という言葉があるそうです。
歳を重ねるにつれて、「いい」「悪い」の判断や議論に固執しがちなようです。
その「いい」「悪い」に気をとられて、自分自身がわからなくなる、的な。
僕自身、39歳の現在で既にその兆候があるなぁって思う節があります。
「いい、悪い」多少はあってもいいとして、考え過ぎなとこあるなぁって(´∀`=)
(特に人間関係と仕事面で♪)
人生で捨てたい事その⑦「(生存)競争」
最後は「競争」「生存競争」について。
昨今はいわゆる”競争社会”と言われておりますけどもね。
学生時代から社会人になっても、基本はず〜っと競争よね(´∀`=)
境野さん曰く、
もし禅的に歳を重ねたいなら、環境適合と生存競争のクセをさらりと捨てて、
生まれた時の生々しい自分になって、人のいのちの働きの値打ちを、しっかりつかむことだ。
(中略)
禅語に「退歩(たいほ)」がある。
ちょっと退いて、ゆっくりと考えなさい。
、、、、という意味だ。
手ぶら人生〜禅が教える「いい歳の重ね方」より
競争が必ずしも悪いってわけでもないと個人的には思うんですけど、
ただ経験上あまりに競争に夢中になりすぎると、目先の事ばっかに囚われるというかね。
木を見て森を見ず、的な〜(´∀`=)
今の日本は資本主義という競争社会だとは思います。
それはそれで受け入れつつ、でも目先の事だけでなく大局観も大切にして生きていきたいなぁって思いました。
↑目先の婚活に明け暮れていた僕が言うのもなんですがw
まとめ
今回は境野勝悟さんの著書
手ぶら人生 〜禅が教える「いい歳の重ね方」〜
の感想レポをお送りしてまいりました。
なんやろ、本著を読んでて
「今現在の僕自身の頭の中、凝り固まりつつあるなぁ〜」
「頭ん中、余計なモノが散乱してるなぁ〜」
って、思いました(´∀`=)
僕自身、人生の前半戦は自分なりに精一杯やってきたとは思ってるんですが。
少しガムシャラが過ぎたようだな〜ってw
頭の中が色々と散らかってる的な、溜まってる的な。
本著はそんな僕の頭の中を整理するきっかけになるような本でした。
凝り固まった我が頭を、揉み解してくれるような本でした。
(個人的には1章〜3章あたりが好きでした「減らす、手放す、忘れる」)
本著は具体的に部屋のモノを減らすとか、片付けるとかいう話ではなく、
「歳を重ねるにあたって、これからの生き方・考え方」
について、禅的な教えを軸に禅初心者にもわかりやすく書かれた本だと思います。
これからミニマリストを目指す方にはもちろんですが、
「自分の今までの生き方について、
そしてこれから先の生き方について」
何かを考えたい時やヒントを得たい時には、参考になるかもですねー♪
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はい、では今日は以上です〜。
ほなまたね〜、らぶど〜〜〜ん!