こんにちは!
金沢のアラフォーミニマリスト、横ちゃん(@yokota1211)どす。
ミニマリスト歴1ヶ月ちょい、まだまだ新人見習中ですけども〜♪( ´▽`)
今回はこちらの本を読んで、
大変勉強になったので紹介したいと思います。
枡野俊明 沖幸子 著
禅と掃除
僕がいつも面倒くさがる、そして後回しにしたがるでおなじみ
「お掃除」
について、であります。
まさか当ブログで ”掃除” について書く日が来るとは、、、
書いてる本人がビックリ状態であります。
まずは「禅と掃除」の著者の紹介を少々。
上の写真で左側が、枡野俊明(ますのしゅんみょう)さん。
1953年神奈川県生まれ。
曹洞宗徳雄山建功寺住職。庭園デザイナー。多摩美術大学環境デザイン学科教授。
→枡野俊明さんの公式サイトはこちらをご覧ください。
枡野さんのプロフィールによると、
枡野さんは多摩川大学農学部を卒業後、大本山總持寺で修行。
禅の思想と日本の伝統文化に根ざした「禅の庭」の創作活動を行い、国内外から高い評価を得られたそうです。
枡野さんは現役の住職で、庭園デザイナーで、大学の教授もって、、、
一般的なお寺のご住職さんと違って、色々と多芸だなぁって♪( ´▽`)
そしてもう1人、上の写真の左側が沖幸子さん。
兵庫県生まれ。
生活経済評論家。家事サポートサービス「フラオグルッペ」代表
→沖幸子さんの公式サイトはこちらをご覧ください。
沖さんのプロフィールによると、神戸大学を卒業後、ANA、洗剤メーカーを経て、
ドイツ、イギリス、オランダで生活マーケティングを学ばれたとのこと。
「そうじのカリスマ」として知られ、現在はテレビ・雑誌・講演などで活躍中なのだそうです。
禅のプロフェッショナルと掃除のプロフェッショナルの2人による共著が
「禅と掃除」
であります。(2016年8月に発売されたそうですね(´∀`=))
以前の僕なら、まず手に取らないであろう分野の作品です。
「掃除」って、ぶっちゃけダルいじゃないですか〜♪( ´▽`)
いや、以前から「掃除が大切」っていうのも理解はしてるつもりではいました。
”つもり”
ね。
ただこの「つもり」って、時にほんと厄介極まりないですよね〜。
「わかってるつもり」「やってるつもり」「言ったつもり」
あ〜、僕もつもりが積もってね。はや40年ですよ´д` ;
話が逸れてきましたけど〜。
僕がミニマリスト宣言をして、1ヶ月ちょい。
↓↓↓
たまたま近所にある本屋さんに行った時、
出会ったのがこちらの本でございました。
帯に書いてあった、
以下の言葉に反応したんですよねー。
『住まいが整えられる人は、生き方も変えられます。』
『「物が多すぎる」が掃除を大変にしている原因です。』
『ぐちゃぐちゃな毎日がスッキリ。心が整い、よい縁が結べます。』
って(´∀`=)
僕もこれまでに既に何冊かミニマリスト系の本は読んできましたし、
多少は実践してきてるんですけども〜。
「掃除」ってテーマで書かれた本著に惹かれて、購入してみました♪( ´▽`)
僕が「禅と掃除」を読んで、特に印象に残った言葉3つ
ではでは、ここからは
「禅と掃除」を読んで、個人的に印象に残った言葉
を、ギュギュ〜っと3つに絞ってご紹介します♪
その①「部屋の乱れは心の乱れ」
まず1つ目は「部屋の乱れは心の乱れ」という事。
なんとな〜く、おっしゃる事はわかってるつもりでした。
↑「つもり」ねw
枡野さん曰く、、、
部屋が乱雑なのはあなたの心が乱れているからで、(あなたが)誰にも迷惑をかけていないどころか、あなた自身が雑念に囚われ大変迷惑を被っているのです。
(中略)
部屋が散らかり放題でも平気なのは、汚れた状態がもはや当たり前で、汚れに対する感覚がすっかり麻痺してしまっている証拠だからです。
「禅と掃除」より
汚れた状態が当たり前か〜。
あ〜、耳が痛いね〜(´∀`=)
あっ、中耳炎とかではないよ♪
毎度心が乱れまくっているでおなじみの僕です。
部屋や住まいに関しても、言わずもがなであります´д` ;
(『お釈迦さま曰く「心は乱れやすい、だから律する必要がある」んですって。)
因みに僕はこれまでの人生で掃除って、
気合が入ってる日に一気にガンガンやって、その後しばらくは放置して、また汚れてきたら掃除しよう〜♪
って感じで、やってきましたけど。
掃除も毎日の積み重ねが大切だと、本書を読んで思いました。
汚れてから掃除するのではなく、汚れないように掃除する的な〜♪
その為には毎日できる無理のない範囲でコツコツと、
これは掃除だけでなく、人とのお付き合いとかでも通ずると思います(´∀`=)
その②「物が溢れる」原因 と “水急不流月”
続きまして2つ目は
「物が溢れる」原因
について。
要らない物を「思い切って捨てた〜!」と思っても、
いつの間にか再び溢れてきますけども〜。←僕だけっすかw
「そうじのカリスマ」こと、
沖さんは物が溢れる原因について、以下の4つと仰っております。
①怠惰な習慣
②将来への不安(いざという時ないと困る)
③ものをため込む癖(もったいない、いつか使う)
④過去へのこだわり(思い出の品々への執着)
現在、部屋や身の回りがとっ散らかってる方。
この4つのどれか、もしくは複数が当てはまってはいないでしょうか?
因みに僕の場合は、、、ぶっちゃけ全部かしら〜w
テヘペロ♪
因みに③のものをため込む癖について。
「もったいない、またいつか使う」に関しては、そういうものって大体使わないパターンが多いですよね。
例えば僕が先月断捨離した時で言うと、冷凍庫の中にあった冷凍食品系とかねw
僕はたまにしか食べないんですけど「また今度食べよ〜。」って感じで、つい余計に買っちゃう的な(´∀`=)
あと④の
「過去へのこだわり」(思い出の品々への執着)
とかもね♪( ´▽`)
例えば、LIVEで買った時のグッズとか。
あと記念品とかもそうかしら、もう使わないけど残しとく的な〜♪( ´▽`)
てか基本的には、普段から意識していないと物は溢れやすいようです。
うん、それは身を以てわかります。
物が溢れないようにするには、
上に挙げた4つの原因を無くすように努めようってことですけども〜。
本書で紹介されている禅語で
「水急不流月」(みずきゅうにしてつきをながさず)
という、言葉があるそうです。
「水急不流月」
川の流れは急でも、水面に映る月は流される事はない。
そこにとどまっている。
→”自分をしっかり持っていれば、水面に映る月のように、情報や流行に流されることはない。”
「禅と掃除」より
確かに、水面の月はどんなに水面が雨風で揺らいでいたとしても、
悠然とそこにいらっしゃって、闇夜を照らしておられます。
僕もそのようにありたいなぁ〜(´∀`=)
その③「禅即行動」
最後は
「禅即行動」
という言葉について。
「禅即行動」とは、なんじゃらほい?って感じですけど〜。
こちらも禅の世界の言葉なんですって(´∀`=)
枡野さん曰く、、、
片付けというのは、単なる後片付けや後始末ではなく、
次の準備をすることなんですね。
片づけは次の準備なのです。
後片づけや後始末と思うから嫌になってしまうので、次の準備だと思えばいいのです。
後片付けでは後ろ向きですが、次の準備なら前向きですから。
「禅と掃除」より
片づけが「次の準備」っていう考え方がすごいなぁって。
てか今まで僕の考えになかった概念で、読んでてビックリしました。
いや僕も無意識レベルでは、同じような事を思っていたかもなのですが、
それをちゃんと言語化して教えてくれて、めっちゃありがたいっす╰(*´︶`*)╯♡
「そうじのカリスマ」沖さんも、
このように仰っております。
(使用後の)調理の道具類をそのままにしたりしないこと。
使ったら洗ってすぐに片づけること。
そうすれば翌朝、起きてキッチンに立つとき、気持ちがいいんですよ。
作業もはかどりますし。
「禅と掃除」より
その気持ち良さ、わかるなぁ〜!
わかってるつもり、なのにな〜╰(*´︶`*)╯♡
また出たね「わかってるつもり」´д` ;
使ったらすぐに片づける、汚れたらすぐにサーッと拭く。
言葉ではものすごい簡単なのにね(´∀`=)
↑人間関係で言えば「人に失礼をしたら、すぐに謝る」みたいな感じかしら〜。
で、前置きが長くなりましたが
「禅即行動」
について。
「禅即行動」とは、”まずは動くことが大事” って事だそうです。
片付けがめんどくさいとか思う前に動く、みたいなw
枡野さん曰く、
『片付けはすぐにやればひと手間、放っておくからあとで大変になる』
なんですって。
うん、確かにそうかもなぁって。
食事の後片付けとか、すぐにやればチャチャっと3分くらいで終わりますし。
なんか気持ちもスッキリするし。
逆に放っておいて翌日にやろうすると、、
なんか怠くなるし、やる気も出ないし´д` ;
まとめ
今回は枡野俊明さん、沖幸子さんの書かれた
「禅と掃除」
について、ざっくり感想レポをお送りしてまいりました。
今回は紹介しきれませんでしたが、本書では
「楽々掃除4つのルール」「物を処分するルール」など
実践的なテクニックについても書かれています。(←こちらは主に沖さんのパートで。)
掃除に関する具体的な指針と「禅」の観点からの解説が上手くマッチングされてるなぁって思いました(´∀`=)
僕自身もこの本を読んで、習慣化ができた掃除や片付けがいくつかあります。
んー、まだ習慣化って言うのは早計かな。
もうちょい行動を積み重ねて、自然体でやれるようになったらいいなぁって思います(´∀`=)
今はまだ掃除や片付けをする時は少し力が入る、的な〜w
本書「禅と掃除」は、全然押し付けがましくなく、楽な気持ちで読めました。
ミニマリスト的な生活を目指す方はもちろん、身の回りの物が多すぎな方、最近心が乱れがちな方には、めっちゃオススメな一冊だと思います♪
↓↓↓
では最後に「禅と掃除」より。
こちらの禅の考え方を記した一節を紹介して、結びとさせていただきます。
自分の人生を変えたいならば、足りない何かを手に入れようとするのではなく、
自分にとって不要な物を捨てることから始めましょう。
「禅と掃除」より
では本日はこれにて。
ほなまたね〜〜〜ん、らぶど〜〜〜ん!