こんにちは。
金沢の出会いを作る専門家、横ちゃんどす。
さてさて、今回は
室生犀星(むろうさいせい)記念館
金沢三文豪の一人、室生犀星の記念館に行ってきました。
僕自身は室生犀星のお名前こそ存じ上げていますけど、
生い立ちからどんな作品を書かれたのか、一切の知識を持ち合わせていませんでした。
あ〜、我ながら嘆かわしい╰(*´︶`*)╯♡
室生犀星さん、我が郷土金沢の大先輩にあたるんですけども。
僕も39歳にして、ようやく興味関心が湧くようになりました。
こういうのもタイミングですよね〜、多分♪( ´▽`)
てな訳で今回は金沢市は千日町にある
室生犀星記念館
に行ってきた模様をレポってまいりま〜す。
室生犀星記念館とは
室生犀星記念館は金沢三文豪の一人、室生犀星の文学、詩、俳句、小説、随筆などに触れる事ができる記念館です。
室生犀星の生家跡地に建てられ、2002年(平成14年)8月1日の犀星の誕生日に開館しました。
・室生犀星(むろうさいせい)とは
↑(こちらが室生犀星さん、室生犀星記念館内より)
室生犀星は金沢出身の文学人。
1889年(明治22年)〜1962年(昭和36年)
不遇な出生をのりこえて描かれた犀星文学は、
故郷の山河に対する深い思いや、小さな命、弱いものへの慈しみの心があふれ、
人生への力強い賛歌ともなっています。
室生犀星は生後まもなく、千日山雨宝山にもらわれ養父母に育てられたり〜。
高等小学校を中退して12歳から働き出したり〜。
20歳で単身上京したり〜。
色々とあったそうです(´∀`=)
僕は養父母に育てられた経験がないので、そこはいまいちピンとは来ませんけど。
12歳から働くって、マジかっ´д` ;
そんな一般的には不遇な時代を乗り越えて、
数々の素晴らしい作品を作られた室生犀星さん。
パンフレットによると犀星の作品は
『故郷の山河に対する思いや、小さな命、弱いものへの慈しみの心があふれ、人生への力強い賛歌ともなっています。』
なのだそうです。←後ほどちょこっとご紹介しますね♪
今回、僕は室生犀星記念館に初めて行ってきました。
文化施設関連の記事を書くにあたり、ほぼ毎回「初めて」って言うくらい。
これまで歴史や文化に興味がなかった僕ですけども〜。
↑
開館した2002年頃って、毎日パチスロばっかやってましたし´д` ;
心がだいぶ鎮まってきたんでしょうか。
ん〜、自分でもよくわからないのですがww
室生犀星記念館はここ最近はずっと行ってみたいとは思ってたんですよね〜。
先日購入した、金沢文化施設共通観覧券でも入場できますから(´∀`=)
いざ室生犀星記念館へゆく!
ではここからは写真を中心にダイジェストでお送りします。
↑(ちょり〜っす、今回は室生犀星記念館へレッツラゴ〜♪)
当日は平日のお昼に向かいました。
思いっきし快晴でした。
↑(google mapを眺めながら、記念館を目指しました。)
室生犀星記念館は金沢の繁華街である片町、またはにし茶屋街から徒歩圏内で行けます。
結構アクセス的には好立地です。
↑(こちらが室生犀星記念館、迷わずに着きました。)
↑(記念館のすぐ側には駐車場が5台分ありました)
平日ということもあったのか、当日は駐車場が全て空いてました。
これなら車で来ればよかったなぁと思いながら、、、
ただ今回初めて行くんで、こういう事もありますな(´∀`=)
↑(開館時間や料金を確認して、いざ記念館へ)
↑(記念館内、めっちゃキレイだなぁ〜。)
記念館内に入ると、めっちゃ静かでした。
シーンとした中で、奥の方から室生犀星の紹介動画の音声が聴こえてきました。
↑(入口の側にある庭、心が癒されますな〜。)
室生犀星が愛したとされる犀川の流れをイメージして作られた庭。
室生犀星は庭づくりにも情熱を注いだそうで、犀星が実際に使用したつくばいや石塔が配されているそうです。
↑(座りながら庭先や犀星の紹介動画を観る事ができます)
室生犀星に関する知識が全くない状態の僕でしたから。
流れや背景を知るべく、紹介動画をまるまるっと約30分ほど観させていただきました。
お客さんがあまりいない平日だったので、集中して観ることができました(´∀`=)
室生犀星は創作や人生において。
絶頂と停滞の連続の人生だったそうです。
僕の想像がつかないくらい、大変なご経験をされてこられたと思います。
そんな時にも、決して心が折れることなく、
創作への情熱は全く冷めずに、晩年まで作品を作り続けられたとのことです。
↑(こちらは杏の木、犀星が歌った詩より)
あんずよ
花着け
地ぞ早やに輝け
あんずよ花着け
あんずよ燃えよ
ああ あんずよ花着け
室生犀星「抒情小曲集」より
杏って、あんまり馴染みがないんですけど。
この歌に最近ヘトヘトしてた僕の心がめっちゃ励まされました。
あんずよ〜、花着け〜!
てね(´∀`=)
↑(記念館の1階には犀星の生い立ちや作品が展示されてました。)
↑(で、1階展示室を観覧した後に記念館2階へ!)
↑(2階は閲覧コーナー、犀星や犀星ゆかりの方々の著書・絵本などが読めます。)
↑(パラパラとですが、犀星の作品を初めて読ませていただきました。)
↑(閲覧コーナーには犀星の詩集入りのオリジナルハガキも作る事ができます。)
↑(こんな感じでオリジナルのハガキ作れます、いいね〜♪)
2階には閲覧コーナーの他に企画展示室もあります。
まさに室生犀星づくしの記念館でした。
平日のおかげだと思うのですが、お客さんが僕以外にほとんどいませんでした。
とても静かに、ゆっくりと鑑賞する事ができました。
1回と言わずに、また是非行きたいなぁって思いました╰(*´︶`*)╯♡
おまけ:室生犀星が幼少の頃を過ごした雨宝院へ
帰り際に受付のスタッフさんから
「すぐ近くに犀星が幼少を過ごした雨宝院があるので、お時間ありましたら行ってみてください。」
と声をかけてもらいました。
↑(雨宝院は犀川大橋のすぐ側にあります。)
↑(こちらが雨宝院です、ここで犀星が育ったのか〜!)
僕も金沢に住む端くれ、これまで幾度となくこの道は通っていました。
にも関わらず「雨宝院」という存在自体に、全く気付きませんでした。
1ミリも意識がいっていませんでした´д` ;
↑(「性に眼覚める頃」、、、ですか。)
↑(最後は犀星の大好きだった犀川をパシャり、天気も良くて超気持ち〜♪)
「犀川」
うつくしき川は流れたり
そのほとりに我は住みぬ
春は春 なつはなつの
花着ける堤に座りて
こまやけき本のなさけと愛を知りぬ
いまもその川流れ
美しき微風ととも
蒼き波たたへたり
室生犀星「抒情小曲集」より
室生犀星記念館の場所や開館時間など詳細
・住所
石川県金沢市千日町3-22
・開館時間
9:30〜17:00(入館は16:30まで)
※年末年始(12/29〜1/3)、展示切り替え期間は休館
・TEL
076-245-1108
・アクセス
・「城下まち金沢周遊バス〈右回りルート〉」(金沢駅東口7番のりば)
「片町」下車 徒歩6分
・「北鉄バス」(金沢駅東口8,9.10番のりば)
香林坊・片町経由バス「片町」下車 徒歩6分
・ふらっとバス(長町ルート)
「白菊町」下車 徒歩1分
・入館料
一般300円、高校生以下無料
※金沢市文化施設共通観覧券にて入場できます。
1日券510円、3日券820円、1年間2050円にて、市内16の文化施設が無料フリーパス♪
→金沢文化施設共通観覧券の詳細はこちら です。
・じゃらん
こちらのページより「室生犀星記念館」が検索 できます。
・HP
詳細はこちらの室生犀星記念館のHP をご覧ください。
まとめ
↑(犀星はとっても猫好きだったそうですよ、ニャンニャン♪)
今回は石川県金沢市片町、にし茶屋街そばにある千日町の
室生犀星記念館
に行った模様をお送りしました。
今回は初めての観覧で、室生犀星について色々と知る事ができました。
まだほんの入口なのですが(´∀`=)
室生犀星の故郷愛を感じる事ができましたし、
特に1階の”庭”や”心の風景”ゾーンは、眺めてるだけで僕の心がスーッと穏やかになりました。
そして犀星のポーンと背中を押してくれるような詩にも、
元気や勇気を沢山頂く事ができました。
犀星さん、ありがたや〜╰(*´︶`*)╯♡
↑(良かったら是非行ってみてね〜ん、僕もまた行きます!)
では今回はこれにてドロロン。
ほなまたね〜ん、らぶど〜〜〜ん!
☆室生犀星記念館の近くにあるよ、ご一緒に是非是非♪
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