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加藤一二三さん著「幸福の一手」を読んだ個人的感想
「幸福の一手」を読んだ、まずは全体の感想から。
加藤一二三さんのキリストに対する信仰心がすごいと思いました。
プロフィールにも書いてあるんですが、
加藤一二三さんは大変熱心なキリスト教信者(カトリック)だそうです。
テレビなどのお茶の間で拝見する、愛嬌のあるひふみんとは明らかに違った一面ですよね〜。
言葉の一つ一つが丁寧で深さを感じました。
著書でも出てきますが「仰せのごとくなれかし」のごとく、
自分の人生を神を信頼して、全て捧げられてるなぁって思いました。
ほんと ”自分” ”自分” してなくて、率直に読んでてひふみんを尊敬しました。
すごいカッコイイ生き方だなぁって思いました(´∀`=)
個人的に特に印象に残ったところを2つ。
今回はピックアップして紹介します。
☆『人間関係は肯定することから始まる』
人間関係って、どうしても否定から入りがちです。
欠点にばかり目が行きがちになります、僕の経験上ですけど´д` ;
ひふみん曰く
『いつでも全ての人を肯定できる人間でいたいと願っています。』
との事。
仕事でも、家庭でも、プライベートでも、、、
”相手を肯定する姿勢”
を忘れずに、ですって。
言葉では、僕もわかってるつもりです。
ただ実際を振り返ってみると、、、否定しちゃってたりするかも´д` ;
(ここがダメ!ここが良くない!的な、、、)
ただ「幸福の一手」を読んでいると、
「許す」「受け入れる」「理解する」
という、肯定の言葉が多く目立ちます。
おそらくひふみんは「相手を肯定する事」を感覚として、
身についているのだなぁと思いました。
そう言えば、ひふみんと同じくキリスト教でおなじみ。
マザーテレサの祈りで、僕の好きなこんな一節があります。
『私たちは与えることによって多くを受け、許す時に許されるのですから』
おそらくですが、
”僕ら人間は相手を心から肯定できた時に、相手からも心から肯定される”
のかもしれませんね(´∀`=)
☆『どんなことも”素朴に” ”深く” 考える』
ひふみんが小学生だった頃、花を観るのが好きだったそうで、
チューリップの素朴でシンプルな美しさ、そしてグラジオラスの複雑な植物構造に、
ひふみん少年は惹かれたそうです。
「世界とは単純なだけでもなく、複雑なだけでもない。
二つの真逆の性質を備えているのが世界なのだ。」
幸福の一手より
小学生のひふみん、、、
やっぱ、普通じゃな〜い╰(*´︶`*)╯♡
と、思いましたけども。
ただ本を読んでてすごいビビってきたんですよね〜、ココ。
物事って、たいがいは単純で素朴に考えられます。
でも同時に深く、複雑に考えることもできます。
例えば「生涯一緒にいたい人」というテーマで考えると、、、
単純に考えれば ”優しい人” ”綺麗な人” “心が和む人”とか出てきます。
と、同時に
”優しい人ってどんな人?”
”綺麗な人って、どこが?どういう風に綺麗?”
”心が和むって具体的に言うと?”
など、どんどん深く複雑に考えていく事もできます。
時には”素朴に”、時には”深く”
相反する捉え方ですが、どちらかを捨てるのではなく、
上手く和合していくのが大切なんだなぁって思いました。
因みに僕は単純な思考に偏って行動をしがちなので、
もう少し深く考える事も必要だと思いました。
まとめ
今回は将棋棋士の加藤一二三さんの書かれた
『幸福の一手』
の読書レポをお送りしてまいりました。
ひふみん、将棋棋士を引退してからも色んなメディアで大活躍中ですけども〜。
「幸福の一手」を読ませていただいて、ひふみんの慎み深さがひしひしと伝わってきました。
僕の方が頭が下がりました(´∀`=)
長い人生、将棋と同様に攻めも必要ですし、守りも必要です。
読みと経験、そして最後は自分を信じて、勝っても負けても後悔のないように一手ずつ積み上げていけたらなぁと思いました。
人生の分岐点で自分を見つめ直したい時、
もしくは生き方や働き方に迷いが生じた時に読むと、何かヒントや閃きがあるかもですね♪( ´▽`)
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では、今日はこれにてドロンであります。
ほなまたね〜ん、らぶど〜〜〜ん!
※こちらも加藤一二三さんの著書になります、合わせてどうぞ〜♪
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