こんにちは。
将棋が大好きな、出会いを作る専門家の横ちゃん(@yokota1211)どす。
「これから将棋を始めてみたい」「将棋のルールを覚えたい」
「子供と一緒に将棋をやってみたい」「友達や仲間と将棋を始めてみたい」
「将棋をちょこっと上手になりたいけど、おすすめの勉強法を知りたい」
などなど。
今回は将棋初心者の方〜中級者の方向けに、
僕が個人的におすすめの将棋の本
を紹介してまいります(´∀`=)
因みに僕の将棋の腕前は、小学生頃から始めて自称1〜2級ぐらいです。
めちゃくちゃ強いわけではありませんから、あくまでも参考程度にヨロシクです(´∀`=)
あと僕は過去に、ドーナツ屋を営んでまして。
学校帰りにお店に遊びに来てくれた子供達に、将棋を教えたり、詰将棋の問題を出したりといった事をやっておりました。
→子供達と遊んでばかりいて、ドーナツ屋をつい破綻させてしまいましたがww
てな訳で、少しは将棋を教えるということも経験してきました。
この記事が「これから将棋を始めようとされる方」の参考になれば幸いです!
①本を買う前に「将棋の駒」と「将棋盤」をご準備!
てな訳で、将棋を学ぶ本をご紹介する前に。
何はともあれ「将棋の駒」と「将棋盤」をご準備ください。
昨今はインターネットやアプリで、サクッと始めようと思われてる方もいらっしゃいます。
否定をする気はないですけど、僕は「モノに触れる」という事がとても大切だと考えております。
特に最初はね、ネットやアプリはあくまでも補助として使うのがおすすめです(´∀`=)
☆将棋駒
☆将棋盤
☆将棋駒+盤セット
僕は最初は値段が高いものでなくてもいいので、木製をおすすめしています。
プラスチックやマグネットって、な〜んかエネルギーが低く感じて(´∀`=)
あっ、将棋を学ぶ前の段階として
「はさみ将棋」(超簡単なゲーム)
「まわり将棋」(すごろく的なゲーム)
「ドミノ倒し」(昔よくやったな〜!)
「将棋くずし」(なんとなく伝われ〜♪)
などの遊び方もあります。
※また当ブログでも記事にて紹介したいと思っております♪( ´▽`)
将棋を学ぶ前から、駒と盤を実際に使い、
直に触れながら遊ぶこともできます。
②将棋のルールと流れを学ぶオススメの本
てな訳で、いよいよ
「将棋のルールを学ぶ」
という事であります。
→昨今はネットでググったら、情報は沢山出てきますけどねww
☆将棋のルールを覚える横ちゃんオススメの本
僕はドーナツ屋で子供達に教える際に、こちらの本を使ってました。
理由は、、、イラストが可愛くてとても取っつきやすいから(´∀`=)
女流棋士で過去に女流タイトルを獲得した経験のある上田初美さんが書かれた本です。
女性向けに書かれた本という事もあり、イラストやテキストもとても柔らかく丁寧に書かれています。
なので、自身がルールを覚えるのにもいいですし、お子様やお友達と一緒に読み進めてみても使えると思います。
因みに僕ですが、当時ドーナツ屋の子供達に将棋を教える際に、
この著書の「駒の動かし方」「主な将棋のルール」をA4のコピー用紙1枚にまとめて、ラーメン屋のメニューのように机に貼り出してました。
いわゆるカンニング帳的な感じでね〜╰(*´︶`*)╯♡
③将棋のルールを覚えた初級者〜中級者が読むべき本
では続きまして、将棋のルールを覚えてゲームに段々と慣れてきたら、、、
少しずつ将棋についてゲームと並行して、勉強もしていきましょう。
(ほんと最初は全然勝てないんですよね、、、なんか人生と一緒ww)
将棋の勉強の種類として、今回は3つ挙げました。(おまけもありますが、、、)
全部を一度にしようとすると、苦しくなるし挫折する可能性が高くなります。
まずは1つずつ、自分に合った勉強法から取りかかると良いと思います。
(自分に合った勉強法がわからない場合「詰将棋」からトライしてみてください♪)
(1)詰将棋
「1手詰め・3手詰めハンドブック」は詰め将棋の創作が得意な関西の棋士。
浦野真彦九段の著書となります。
因みに「詰将棋」とは、ざっくり言うと相手の王様の殺し方です。←殺し方ってw
相手の王様の詰まし方がわかってくると、将棋も上達し、楽しくなります。
(将棋が全く初めての方は、まずは1手詰めから挑戦してみてください!)
但し、詰将棋を頑張ったからと言ってすぐに上達するわけではありません。
スポーツで言えば、基礎体力をつけるランニング的なね(´∀`=)
※1手詰め3手詰めの詰将棋に慣れてきたら、オススメの1冊!
1手詰、3手詰の詰将棋に慣れてきたら、、、
こちらの5手詰めの本をオススメします!
(元タイトルホルダーの高橋道雄九段の著書です)
こちらの本は
将棋の実戦でよく見かける「形」の問題
が出てくるので、とても実戦的に使える詰将棋が学べます。
(5手詰めの詰将棋が解け始めてくると、初心の頃より強さが実感できてきます!)
僕がドーナツ屋で子供達に教えてた時は、
結構この本から問題を出題していましたよ〜(´∀`=)
※横ちゃん(僕)が幼少の頃学んだ詰将棋の本
僕が将棋を覚えてから初めて父から買ってもらった詰将棋の本。
今でも覚えてますが、故二上達也九段(羽生善治さんのお師匠さんでおなじみ)の書かれた詰将棋の本でした。
(上の本ではないです、、、探しきれませんでしたww)
当時は詰将棋よりも実戦が大好きで、実戦ばかりやってました。
詰将棋は実戦の休憩がてら、父に出題してもらってました。←ありがとう、父よ!
て訳で、必ずしも将棋をやる上で「詰将棋」をすぐに学ばなければならないという事はありません。
「詰将棋やってみようかなぁ」って時が来たら、パズルゲーム感覚でやってみてもいいのかなぁって個人的には思います(´∀`=)
(2)将棋「基本の手筋」
続いては将棋の「基本の手筋」について。
詰将棋が局地戦の勉強だとすれば、「基本手筋」は全局的な大局観も考えた「次の一手」が学ベるという感じです。←ちょっとわかりにくいね、ごめんww
もっと平たく言えば
将棋の実戦形式での「次の一手」を学ぶ
という感じです(´∀`=)
僕はこちらの2冊は僕が大人になってから購入しました。
30代に入ってからで、少し書籍自体は古いんですけどね。
この2冊をず〜っと解いては、解説を読むっていうのを寝る前にしてました。
↑すぐ寝れるんですよねww
(3)「将棋の定跡」を知り、序盤の流れや大局観を学ぶ
最後3つ目は
「将棋の定跡」
について。
因みに「定跡」とは ”お互いが考えられる最善手を指した一連の手順” についてです。
定跡は沢山ありますし、ある日結論が逆にひっくり返る事もあるんですけども〜。
(あっ、あくまで将棋のプロの世界でのお話ね(´∀`=))
定跡は沢山ありますが、初心者から中級者はすぐに覚える必要はありません。
※余程強くなりたいとかなら別ですが、、、
僕が将棋棋士の中で最も好きな先崎学九段のこちらのシリーズ3冊。
「将棋の定跡」「大局観」などを学ぶにはとてもおすすめです。
先崎九段は対局の解説にもとても定評があり、言葉の選び方もとてもわかりやすいです。
しかもユーモアも交えたりで、現在の将棋界で最も文才があると僕は思ってます。
(僕は先崎九段の著書はほぼ全部買ってますww)
以下、
先崎九段の「ホントに勝てる四間飛車」のまえがきより抜粋
(ちょっと長くなりますが、、、)
「今の将棋本って、難しすぎますね」
このなにげない一言を私が聞いたのは、五年近くも前だったろうか。
それまでもふと、そう感じる事もあったのだが、身近なアマチュアの方にストレートにこういわれて、私はドキッとしたのだった。
以来、定跡本が出るたびに、私はこの言葉を念頭に置いて目を通すようになった。
そして出た結論は、「やっぱりこりゃ難しいぜ」だった。
(中略)
プロの将棋指しとは基本職人である。
我々はアタマより肌で将棋を考えるのである。終盤においてはもちろん、序盤においても、作戦勝ちや優勢などという感覚は長年の経験にもとづく、肌感覚で考えているのである。
それらは当然言葉にしづらいものである。
また、その技術を人に言葉で教える事が苦手なのは、どんな世界でも共通する職人の常である。
(中略)
そこで私が立ち上がった。
「初段向けの易しい本にする」「職人感覚を言葉にする」
この本はこのふたつのコンセプトではじまった。
特に
『職人感覚を言葉にする』
という事が見事に体現されているのが、先崎九段の上のシリーズ3冊であります。
僕が当シリーズを買ったのは発売当初なので、今から16〜17年前になりますけど。
当時はスマホとかもなかったんで、暇があったらずっと読んでました(´∀`=)
将棋の勉強というよりは、先崎さんの流れるような解説を読むのが楽しくて楽しくてww
↑これが勉強を継続する上で1番大切だと僕は思います。
僕自身も将棋の本はこれまで結構沢山買ってきました。
でも専門的すぎてなかなか実戦的に使えなかったり、一度読んでばいちゃ的な´д` ;
このシリーズは最初から最後まで繰り返し読めましたし、実戦的にもよく使えたなぁって思えました。
僕の将棋人生の中では、1番おすすめなシリーズです╰(*´︶`*)╯♡
※強いて言えば、将棋の対局がそこそこやり込んでから読み始めた方がいいです。
入門者・初級者より中級者の方向けです。
実戦抜きで、いきなりこのシリーズを読むのはキツイと思います。
(入門者・初心者の方は「詰将棋」から始めた方がいいと僕は思います。)
④横ちゃんおすすめの将棋界の背景を知るアニメ・マンガなど
続いては僕がおすすめする
将棋界の背景を知るアニメやマンガ
をサクッとご紹介します。
(1)3月のライオン
※以前に当ブログで紹介した「3月のライオン」の記事はこちらよん♪
↓↓↓
(2)聖の青春
羽生善治さんのライバルと称されていた、故村山聖(さとし)さんの生涯を綴った作品。
ご病気で29歳の若さで亡くなられた村山さんの壮絶な一生、、、読んでてボロボロ泣きました´д` ;
(3)ハチワンダイバー
(4)月下の棋士
(5)りゅうおうのおしごと
僕はフジテレビオンデマンドで観ましたが、各キャラが取っつきやすくて良かったです!
「萌え」的要素と「将棋」がとても上手くマッチングされてました。
てか、これも泣いた〜╰(*´︶`*)╯♡
※「りゅうおうのおしごと」公式サイトはこちら をどうぞ!
⑤横ちゃんおすすめの将棋界の背景を知る書籍やテレビなど
はい、最後になります。
将棋界の背景を知る書籍やテレビ番組について
こちらもサクサクっとご紹介してまいります〜♪
(1)羽生善治さんの著書
※羽生善治著「瞬間を生きる」の感想レポはこちらをどうぞ♪
↓↓↓
(2)将棋世界
(3)テレビ NHK総合日曜10時〜「将棋フォーカス」
↑(画像はNHKさんのHPより)
なんだかんだ将棋を始めたばかりの方が1番取っつきやすいのは
TV
だと僕は思います。
僕は小学生の頃からずっと観ています。(外出する時は録画してます。)
30年近くになりますが全く飽きません、日曜の儀式です(´∀`=)
※こちらの「NHK将棋テキスト」を読みながら観ると、
理解が更に深まっておすすめです。
まとめ
今回は将棋初心者の方〜中級者の方向けに、
僕が個人的におすすめの将棋の本
を紹介してまいりました。
特にルールを学ぶ上では書籍を読むことは大事ですが、
ただ本で学ぶだけでなく、実戦していくと更に理解が深まると思います。
本記事があなたの将棋ライフのきっかけになれば幸いです。
いつかあなたと将棋ができる事を、心より願っております。