「うつ病九段」を読んで、個人的感想など
「うつ病九段」を読んで、率直な感想を言うと、、、
リアルすぎ!
とても鬱(うつ)と思えないぐらいの情報量!
だと思いました。
自分がこの日どういう状況で、どんな人と会って、どんな会話をして、どんな気持ちだったか、、、ここまで克明に書けるのかってぐらいでした。
僕が元気モリモリ状態であっても、とても及ばない的な。
↑そもそも横ちゃんと比べんなよ、って感じですがw
もちろんすっごい辛そうな鬱の状態の表現もあったりするんですけど。
節々にクスッとしてしまう一節を、しれ〜っとブッ込んでくるんですよね。
先崎九段は(´∀`=)
(病院食を)食べて横になっていると、ムラムラとなった。
アレっと思ったら頭の奥から
「エロ動画が観たい」
とサインが送られてきた。
これも非常に懐かしい感覚だった。
届きたてのタブレットで慎重に音を消して観てみた。
下半身の生理的反応はなかったが、ちょっぴり満足感があった。
「うつ病九段」より
週刊文春を買ってみた。
果たして全然読めなかった。グラビアと見出しだけ見て、はい終わり。
(中略)
圧倒的に読めたのは
エロ記事
だった。
週刊現代といえばエロ記事の殿堂である。
「六十歳からのエロ動画入門」とか
「九十歳までSEXする為の健康法」
などという記事が載る素晴らしい雑誌である。
その類の記事だけが、何故か少し読めるのだった。
エロ動画もそうだが、人間の本能とはオソロシイものである。
「うつ病九段」より
「うつ」がテーマでエロか〜!
先崎ワールド、健在╰(*´︶`*)╯♡
って、思っちゃいましたw
てか、先崎九段ご自身の大変な状態なのに。
ご自分を客観的に観察する能力がすごくって。
更にそれを包み隠さず、オープンにするこの感じ。←しかもユーモアも交えつつ。
先崎九段に改めて尊敬しました(´∀`=)
こんな感じで感想を書いてると、
先崎九段は本当に鬱(うつ)だったのか?
って、疑問さえ湧いてきそうですけどw
”入院して10日以上シャワーを浴びる事さえ気づかなかった” 事や
“体重が2ヶ月で16キロ痩せていた” 事など、
めっちゃ壮絶な状況だったんだなぁっていう事も想像できたり(´∀`=)
また偶然にもですが、先崎九段のお兄さんが「精神科医」をされてるというのもあって、
普通のお医者さんの建前的な話だけでなく、お兄さんからの愛のある直球的な精神科医の見地も書かれていて、臨場感を増して感じていたと思います。
僕が「うつ病九段」で1番印象に残っているところ。
精神科医であるお兄さんが、先崎九段に話していた一節
を紹介します。
うつ病は必ず治る病気なんだ。
必ず治る。
人間は不思議なことに誰でもうつ病になるけど、不思議なことにそれを治す自然治癒力を誰でも持っている。
だから、絶対に自殺だけはいけない。
死んでしまったらすべてが終わりなんだ。
だいたい残された家族がそんなに辛い思いをするか。
「うつ病九段」より
今回、先崎九段の「うつ病」体験記読んで。
日本全国には色んなうつ病の方がいらっしゃると思うし、1人1人症状は千差万別のようです。
”誰でもうつ病になる可能性はある。”
そうなんだ〜って思いました。
自分が鬱になる可能性もあるし。同時に、自分が大切にしてる人が鬱になる可能性もあるのかと、、
色々と考えさせられました。
もし僕が鬱になったら、
大切な人とどう接することができるのだろう?
もし僕の大切な人が鬱になったら、
僕は一体何をしてあげられるのだろう?
すぐに答えが出るわけではないですけどね。
でも「うつ病九段」を読んで、”うつ”だったり”メンタル”について、もっと知りたいと思うきっかけになりました。
まとめ うつ病は先に学ぼう!
今回は将棋棋士、先崎学さん著
「うつ病九段」
を読んで、個人的な感想を紹介してまいりました。
紹介し損ねましたが、将棋棋士の仲間・先輩後輩との温かい人間関係。
棋士として復帰するまでの道のりなど、見所は他にもありありです。
先ほども触れましたが、先崎ワールドが満載で、
読んでて暗くなるような事は全然ありませんでした。
人間味に溢れたいつもの先崎九段らしい、とても読みやすくて軽快な作品でした。
先崎学という名前から言うのもなんですけど、
「うつ」について ”先に学ぶ” には打ってつけの作品だと思いました(´∀`=)
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と、いうわけで今回は以上です。
さ〜て、エロ動画観て仮眠しよっかな〜てね♪
ほなまたね〜ん、らぶど〜〜〜ん╰(*´︶`*)╯♡