こんにちは、横田(@yokota1211)です。
以前にこんな記事を書きました。
結婚相手との会話は平日30分未満が半数以上!僕が別居婚でもいいと感じた3つの理由
特に記事の後半部で「別居婚」というものについて書いたのですが、
皆様から色々とご意見を頂いたりしました。
自分でも時々「別居婚」というものを踏まえて結婚後のライフスタイルについて考ることもありました。
本日はこの別居婚というものについてひたすら考察していきたいと思います。
別居婚とは
別居婚とは住居を別にしたまま結婚するスタイルのことである。
働く女性が増え、互いのライフスタイルを崩さないために別居婚を選択するという理由が多く、他には再婚で子供がいる場合、とりあえず籍を入れ、子供が慣れさせるためにとりあえず別居婚から始めるという場合もある。
仕事の都合などから単身赴任になるなど、結婚当初は同居し、途中から別居になる場合は別居婚と呼ばない。
また、別々に暮らし、一緒に過ごすのが週末だけの場合、特に週末婚という。
出典 別居婚(べっきょこん) – 日本語俗語辞書
別居婚経験者の声(充実派の声)
経験者の方の声をまとめてみました。
まずは別居婚してみて良かったっていう意見からどうぞ!
うちの両親。
父は海外出張で月2しか帰れず、その後単身赴任。
私達が赴任先に行ったり、父が時々帰ってきたりでした。
母は亭主元気で留守が良い、とよく言ってました。
母は専業だったので、育児は母メイン、父は頑張って仕事をする役目ができていました。
私も寂しい思いをしたことがなく、母が亡くなるまで結婚35年、穏やかな生活でした。
自分の時間を保てるし、独身時代と変わりなく遊びにも飲みにも行ける。
彼に会える週末を糧に頑張れるし、ベッタリしていない分だけ、恋人同士の新鮮さは続く。
私の友人夫婦は、月2回お互いに行き来して頑張っているそうです。
2人に、前向きにしっかりやっていこう、という気持ちがあれば、寂しくても何とかなると言っていました。
著名人例その1(吉田栄作・平子理沙夫妻)
次は著名人の中での別居婚されてる方を見ていきましょう。
まずは「吉田栄作・平子理沙」夫妻(1997年結婚 夫婦歴18年)
結婚直後、吉田はハリウッドデビューを見据えて渡米したため、日本に残った平子との結婚生活は別居婚でスタート。
吉田の帰国後も、平子はいつも「距離」を大切にしてきた。ずっと「女性」でいたいし、彼にはずっと「男性」でいてほしい。
ずっと恋人同士でいたい、という女心からだった。
この別宅と自宅は車で約5分の距離。これも彼女が大切にしている「距離」なのだろう。
出典:平子理沙 夫・吉田栄作が住む自宅近所に別宅を購入していた – エキサイトニュース
「男女のことに限らず、ベタベタした関係は苦手なので、こういう、お互いを尊重する関係は、素敵ですね。」
(吉田栄作の不倫疑惑報道に対して平子さんのコメント)
「私も過去に(同じように報道されたことが)何度かあるので」と平子も経験があるため、気に留めてないことを明かし
「なので全くそれは(吉田と)話して『あ、そうなんだ、よくあるよね』みたいな感じで」と、夫婦で確認したと話した。
著名人例その2 澤穂希
続いてはサッカー女子日本代表だった澤選手。
澤選手は2015年8月に元Jリーガーの辻元氏と結婚。
まだ新婚ホヤホヤですね(笑)澤選手も現在別居婚とのことです。
・(新婚生活を始めて変わったことを聞かれると、)
「名字が変わったぐらい」
・「別々に暮らしているので新婚という感じはあまりないです。」
・(報道陣から同居を始める時期を探られると、)
「まだ分からないです。現役でやっているので…現役のうちは(同居は)難しいですね」と返答しつつ、
「でも、お互いの信頼関係ができていれば大丈夫 だと思っている」と、きっぱり。
「連絡は毎日とっています」
※澤さんの夫婦円満の秘訣についてはこちらの記事ご参考に!
澤穂希さん曰く夫婦円満の秘訣「夫婦ゲンカはその日のうちに仲直り」って言葉に目からウロコ
別居婚経験者の声(失敗派の声)
次に別居婚をしてうまくいかなかった方の声をまとめてみました。
読み進めていくうちに少し切なくなってきましたけれどね^_^;
友人夫婦がお互いの実家に住む状態で別居婚してます。
友人宅は母子家庭で友人が家計を担っているし、下の兄妹がだいぶ年下でまだ学費がいるから一緒に住めないそう。
でも妹はまだ中学生。いつになったら一緒に住むのかな?(本人たちもいつ同居するか全くの未定)と思っていたら友人が三十路に入るからとそのまま妊娠出産。
別居婚持続。
夫側は結婚した自覚0で不倫してました。
父が単身赴任中は週末帰ってきていました。
単身赴任中だけ帰ってきてもパチンコにいき、借金重ねてた。
単身赴任が終わってしばらくして借金は発覚。
やっぱり男の人は離れたらだめだなとその時子供ながらに思っていました。
著名人の例 田川寿美
うまくいかなかった著名人も見ていきましょう。
演歌歌手の田川寿美さん。
2011年に結婚、2015年に離婚。
結婚生活の間、一度も生活を共にしなかったそうです。
11年10月から始まった結婚生活は、田川が東京、夫は関西に拠点を置く、別居婚だった。
「出産してから育児と仕事で精いっぱいになって、旦那さんのフォローができなかった。
すれ違いになり、溝を埋めることをできないままになってしまった」
結婚後、同居は1度もなかった。
「同居してたら、毎日顔を合わせていたら修復できたと思います」
別居婚のメリット4つ
ここで別居婚のメリットから順にあげてきます。
①自由な時間が持てる
僕は 別居婚の最大のメリットだと思ってます。
どうしても同じ住まいにいるとお互いに時間を共有することになります。
結果として自分自身の自由な時間っていうのは少なくなってしまいます。
参考資料
アラサー婚活男子よ、僕らが結婚したら自分1人の自由時間は週4時間だって!足りるのか、オイ!?
その点別居婚だと、同居よりも
「自分の時間のコントロールはしやすい」
と言えます。
②いつまでも恋人気分でいられる
新鮮な気持ちでいられるって声がネット上で多く見られました。
確かにわかる気もするんですけれど。
僕個人としてはそこまで重要視はしてないです。
ただ、先ほどの吉田栄作ご夫妻ではありませんがお互いに適切な距離感と言う意味ではいいのかもしれません。
まあ自分と相手次第ではあります^_^;
③自分でお金の管理が自由に出来る
これは本来は喜ばしいことなんですけれどね。
ただ、先ほどパチンコで散財していた夫なんていう例もでてました。
ああいう悪例をみてしまうと一概にメリットと言えるんでしょうか。
でもこれは同居していても起こる可能性もありますから。
お互いによくお話しされた上で管理するってことですね。
④社会的婚姻関係が得られるという大きなメリット
そもそも
「別居婚するくらいなら結婚しなくてもよくないか?」
ってことについてです。
その問いに対して、自分はそれでも結婚という形に最終的にはこだわりたいです。
たとえお互いに別居してても結婚しているからこそ得られる相手と分かち合える人生の喜びってものがあると考えてます。
もちろん分かち合えるってのは楽しいことばかりではないと思いますけれど。
Yahoo知恵袋にいい意見があったので紹介してます。
婚姻関係が社会的に認められること。
父と子の親子関係が認知なしで法的に認められること。
貞操の義務や同居の努力義務が課されること(強制力はありませんが、違反した場合に離婚や慰謝料の請求が認められる)。
これらをメリットと思えない人にはメリットがないと言えますので、婚姻せずとも構わないでしょう。
但し、その子供がどう思うかはまた別です。
法的婚姻なしで夫婦同然の生活をすることは、借用書なしで人生を貸すようなものだと、私は思います。
もちろん愛情あっての夫婦ですが、愛情を維持していくには義務感が必要不可欠だと思います。
出典: Yahoo!知恵袋より
別居婚のデメリット4つ
今度は反対に別居婚におけるデメリットを見ていきましょう。
①片方にだけ負担がかかること可能性がある
特に子供を授かった時にはとても大きな問題になると思います。
別居婚の最大のメリットである自分の時間を自由に使えるってことがどちらか一方だけになるからです。
私は、30代、子供あり、別居婚歴3年です。
私は正直、もう限界を感じています。
子育てが私一人の負担になっていて、非常に辛いです。
私の仕事が忙しいときは、私の両親に週1-2回来てくれますが、それでも大変です。
全く休まる間がありません。
別居婚のメリットは、夫が仕事に完全に打ち込めることです。
結婚前と同等かそれ以上に業績を伸ばしているようです。海外出張も自由にしています。
また、お互い仕事を続けることで、どちらかが仕事を変えて同居するよりは、経済的には良いと思っています。
デメリットは、上にも書いたように、
子育ての負担が、一方にのしかかること。
いつも子供の安全と健康と精神面に全責任を負っていて、精神的に休まりません。
1ヶ月に2回程夫が来ると、本当にほっとします。
また、どうしても、仕事が満足するところまでできません。子供ができる前までは、制約無く仕事できて、別居婚は天国でしたが。
体力的にも、限界を感じています。
休みの日でも、朝から晩まで子供と付き合うので、体を休める暇がありません。
結論的に言えば子供が出来たら、いくら別居婚が楽だと思ってもそのライフスタイルは見直さないといけないと思います。
自分がいいと思っていても相手がその分も含めて負担が増すわけですから。
別居婚と育児は本当に相性が悪いようです。
②コミュニケーション不足によるすれ違いが生じやすい
気をつけていないと、容易にすれ違いを生んでしまう。
日常をほとんど共有しないのだから、ずっと自分を着飾ってばかりで、本音で語ることを避けることだって出来てしまう。
③浮気される可能性が高い
特に自分の自由な時間が多くなるということ。
そしてお金の管理も本人にある程度裁量があるってことは浮気される可能性ってのは同居よりも高くなります。
それに孤独や寂しさを感じることもあることでしょう。
自分の自由が保証されているのと同じだけ、相手の自由も保証している。
それ自体は素晴らしいことだけれど、
信頼関係がなければ、不安にもなる
ことは想像がつく。
④お金がかかる
単純に言えば住まいが2つになるわけですからね!
おのずと食事や光熱費等もそれぞれかかることになります。
更には近くに住んでるならともかく遠方の場合だと、一度相手に会いに行くだけでもそれなりに出費するわけですからお金はかかるのかもしれません。
ではどのように別居婚をするの?
こんだけ別居婚について調べてきましたが、やはり
「自分の時間をコントロールできる」
っていう最大のメリットは僕は大きいと思ってます。
ただ、僕はどうしても別居婚したいんではないんですけれどね^_^;
スタンス的には
「お互いに無理してまで一緒に住まなくてもいい」
っていうぐらいの感じです。
これは僕のこんな経験からなんですけれどね。
・今までお付き合いした方と一緒に住んだことがなく、会うのもだいたい月2,3回っていうこと。
・それくらいが不満もなく丁度いいくらいかなぁって感じたこと。
で、どうすればいいのか?
「まずは1回別居婚やってみよう案」
こんな感じでお試しにやってみたらどうかなぁと!
・最初は1年間期間限定で「別居婚」をしてみる。
・1年間やってみて、それまでのお互いの関係性やの問題点を話し合い改善していく。
・もしくは再度同居を選択肢とする。
・子供が出来た時は同居する。
今イメージをざっくりと、上に書いてみたんですけれどね。
どうでしょう?
僕の現在の職場のように
年間契約みたいな感じでね。
・毎日メールを1往復はする
・定期的にお互いのところに行き、一緒に過ごす・お金は各自管理、決まった額は共通の通帳にプールする
・年に2回は一緒に旅行する
・将来的(例えば老後とか)には同居する
どうでしょう?
我ながらざっくりしてるけど、骨格は意外にイケてる気がするんですけれどね。
細かいことはともかく。
最後の将来的には同居するってのは、どこかのタイミングでは同居したいって気持ちが僕にはあるからです。
「別居したいって言ったり同居したいって言ったりなんて勝手だね、横ちゃん!」
と思われるかもしれませんけれどね。
どうもすいやせん^_^;
でも本心で言えばゆくゆくは 同居したい んですよ!
てか、そもそも結婚もしたいわけですし!
あ〜書けば書くほど自分のわがままっぷりが公になってきた!
多分こういう人が一度「別居婚」してみたらいいんですよ!>_<
まとめ
今回は「別居婚」っていうテーマを深く掘り下げてみました。
もちろん長所もあるし、短所もあります。
愛するお相手とお互いに納得いくまで話し合いをして、上手に取り入れたいですね。
もしお互いに興味があるのならとりあえず
「1年間くらい限定で別居婚してみる」
ってことでやってみたらいいかもしれませんね。
僕もお相手と相談次第ではありますが、お試しに別居婚というスタイルをとるかもしれません。
最後にこんな素敵なご意見がありましたのでご紹介して終わりとさせていただきたいと思います。
「別居婚では単に男女が付合っているのと変わりない」との意見が出ていました。
私も当初そう思っていたのですが、やってみたら、自分の気持ちが全然違いました。
正直、付き合っているだけのときは、「もっといい人がいないかな~」的な気分がどこかにあったのですが(夫よごめん)、結婚後はそういう意味で落ち着きましたし、安心感みたいなものが生まれました。
「戸籍が一緒なだけ」ということについて、気持ちにこれだけ変化があったのは自分でも驚きでした。
このあたりは人によるのだと思いますが。
いずれにせよ、当事者双方がよいと思った形にするのが一番です。
別居婚がどうかより、今、結婚したいかどうかを考えてみたらどうでしょうか。
それでは!
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